『プルトニウム社会が始まる!!』 | DownToEarth

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というのは、原子力資料情報室presents

「六ヶ所村再処理工場のことをもっと知りたいと思った人のための 超入門講座 vol.2」

のレジメより。



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これは東京電力が作成した

六ヶ所再処理事業にかかる費用を 2005年のアクティブ試験開始から

事業終了時期まで見込んで算出した予算書。


これを見ると

中身が黒塗りで 内訳がマル秘になっているのもどうかと思いますが、

核廃棄物処分までの事業完了予定が

西暦2369年の364年後!

掛る費用は ¥4,741,263,397,000-

と記載してあります。

費用のうち 再処理自体と廃棄物処分は電気料金にて国民負担だそう。


無いでしょ

364年後に東京電力。

これでは なるようになれ状態。


誰も本気で核廃棄物の処分を考えてないのが よく解りました。

廃棄物処分はNUMO-原子力発電環境整備機構という 元経済産業大臣などが

役員になっている組織が行うのですが 廃棄物の処分・管理が終わったら解散してしまうのだとか。


少なくとも海外は 廃棄物処分の責任は国が負っているのだそうです。


こんなことを明文化しているなんて。


「無責任極まりない!」と憤慨・解説くださった

資料室の澤井さんにお会いすることがあったら

聞いてみてください!


他にも 0.022ミリシーベルトのトリックのお話もありました。


超入門講座は vol.3に続きます。