【イベント】『核分裂過程』+鎌仲ひとみ監督+菊川慶子さん+鎌田慧さん 3月7日(土) | DownToEarth

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TO RIGHT, THE RIGHT w/Aloha Ke Aloha

本の花束 「シリーズ六ヶ所村」番外編


参加費:800円


3月7日(土) 10:30~16:30


会場:総評会館(JR御茶ノ水駅徒歩5分)

    地下鉄でも 駅に案内が出ています。


プログラム:


●映画『核分裂過程』 特別試写

映画の内容・・・イメトレ イメトレ

ヴァッカースドルフはドイツ南部バイエルン州にある緑豊かな小さな村。 

1985年、この地が原発から排出される使用済み核燃料の再処理工場予定地とされた。

森の木々が根こそぎ伐採されると、4万人もの人々が反対デモに集まって来た。

チェルノブイリ原発事故による放射能汚染の影響を受けて、反対運動が広がる。

ドイツ連邦政府と州政府はこれに対して武力で対抗した。放水車からは高圧の水が、

そしてガス弾までも発射された。


 ヴァッカースドルフは元々、キリスト教社会同盟(CSU)の支持者が多い保守的な土地柄だった。

しかし村に再処理工場の話が持ち込まれ、

大多数の住民の声を無視して建設が強引に進められていく中で、

住民たちの意識は大きく変わっていく。 

教会の牧師、農民、教師、主婦、医者、機械工・・・様々な住民たちが自らの言葉で語り始める。
 建設を進めるためには法律も変え、

反対する人々には武力で対峙する「民主主義」とは?

そうまでして進める核燃料再処理工場とは、何なのだろう?


新しい人々との交流の中で闘いは豊かで、創意あふれたものになっていく。

闘う人たちの表情は弾圧の中でも清新だ。
 
 
映画が完成した2年後、

ヴァッカースドルフ再処理工場の建設は中止された。

そしてこれを境に、ドイツは脱原発の方向へ歩み始めた。



●講演と座談会 菊川慶子さん×鎌田慧さん×鎌仲ひとみさん




お問い合わせ(株)ゆうエージェンシー 図書共同購入課 TEL 03/5291/9077(当日は不在)