潮騒王国から
夕焼けかかり・・
チューリップの芽
出てた
12月始めに植えて
雨がなくて。
すぐに寒い時期に入っちゃったから
しばらく根が動かないって。
きのうおとといやっと雨が降ったから
芽が出てきた。
虫も。
ちょこちょこ芽ぇだけ 頭出し始めて
3月になったら一気に大きくなる
という見込み。
他の花はこんなの。
つぼみも可愛い。
ぷくぷく
鴨川あたりからお花摘みは始まってるけど
ビニルハウスの中で咲いてるお花のみで、
外で咲き始めてるのは この辺りだけらしい。
数キロ北の駅の辺りでも この時期から外で咲くことはないみたい。
この辺は「黒潮が通ってるから」ちょっと離れたところとでも違うんだって。
潮と人の生活って ほんと近いのね。
カフェのオーナー不在で
お留守番の若い衆に聞いたら
”僕が15歳くらいのときにやってたので あんまり覚えてないんですけど
マオさん(イラストレーターの山口マオさん・・この辺りに在住)が通貨つくって
やってましたね~さいきんは・・・どうなったのかなあ”
10年前くらい前かあ こんど聞いてみよ。
ある寓話から・・
あるところに、自給自足をしていて、足りないものは物物交換で補っている100人ほどの小さな村がありました。
そこへ、どこからともなく見知らぬ男が現れます。
男は村中をぶらぶらしながら、しばらくは村人のたちの生活を観察していました。
素朴で、疑うことを知らない村人たちは、不審な男へも笑顔で挨拶し、決して豊かとは言えない生活にも関わらず、
家に招いて食事をご馳走したり、寝場所を提供してあげたりしました。
何日か過ぎて、男は村人を集めてこう話出しました。
「皆さんはなんて原始的な生活をしているのでしょう。私が良いものを教えてあげましょう」
そう言って、あるモノを皆に配り始めました。
「これはお金というものです。これを使えば交換がスムーズにおこなえます。」
さらに男は、野菜作りが得意な人は八百屋を、狩が得意な人は肉屋を、
釣りが得意な人は魚屋を、料理が得意な人はレストランを、お菓子作りが得意な人にはケーキ屋を、
花が好きな人には花屋を、手先の器用な人には大工を、きれい好きな人には掃除屋をと、
各人がお店を開くことを勧めました。
それまでは自分の生活に必要jなものをバラバラにつくったり、調達したりしていたのですが、
男が置いていったお金を使って交換をすることにより、それぞれが自分な得意なことや好きなことを活かして
生活ができるようになりました。
(中略)
1年が過ぎて、再び男が現れ、村人を集めてこう言いました。
「どうです?お金があると便利でしょ?申し遅れましたが、実は私、銀行家です。この前、皆さんに10万円ずつお貸ししました。
来年、また来ますので、それまでに利子をつけて、11万円を返してください。もし、返していただけない場合は、お店の権利を
いただくことになります。」
お金のある生活にすっかり慣れてしまった村人たちは、昔のような自給自足の生活に戻る気はありません。
お金を貸してくれた銀行家にお礼を払うのは当然と、利子をつけて返済することを了承しました。
(中略)
こうして仕事の目的が、これまでのように人々が必要とするものを提供することではなく、お金を稼ぐことに変わっていきました。
そして、相手が必要としているかどうかなんて関係なく、とにかく売ってお金を儲けることを目指すようになります。
なんとなく村人同士の関係もギクシャクしてきました。
(中略)
結局、村人の3分の2が返済できませんでした。村人の中に「勝ち組」と「負け組」が誕生します。
~安部芳裕 「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」 (徳間書店)より
ひなたちゃんのママ に教えてもらった本です。
すごい よか匂い。
蜜の匂い。
花の名前・・なんだっけ?