きもちよかった・・・
とにかくきもちよかった。
自然に身をゆだねるのってどうしてこんなに楽(ラク)っていうか
安心するのか
全部が綿密に関わりあって
いらないものはなにもなく
これ以上いるものは多分あまりない
っていう世界にお邪魔させてもらいました。
そういうところに、穴とか開けちゃうっていうのが よくわからない。
琵琶滝。高尾の山の中にある薬王院の人が滝つぼ近くに入って
修行を積んでおりました。
滝の隣に小さな御社が建っていて
その後ろの山肌には苔のじゅうたん。
雨が降らなくても 常に水がしたたって 一年中苔がふかふかだそう。
生命力あふれる苔でした。
高尾山のあたりは昔海で、突然隆起してできた山であるためにみられる
縦地層。
連休中日はたくさんの登山客で賑わっていました。
道が細くなるところは 片側通行になってちょっと渋滞。
こういう時に 都会からくる登山客は じ~っと渋滞の列を見つめてる。(笑
エレベーターの階数表示見てるみたいに。
景色とか見なくていいんすかっ(笑
頂上で 富士山がかすかに・・・
ここも原宿竹下通り状態で
ほんとに凄い人出。
ライブやトークがあった日影沢キャンプ場で。
葉が落ちかけた木々が かわいかった。
鎌仲ひとみ監督のトーク。
エコディーゼル発電とキャンドルで
スクリーンやライブ用の設備も用意されたステージ。
なんとアップライトのピアノまで。
イベントスタッフの根性(笑)すばらしい
鎌仲さんのお話は 六ヶ所のことや スウェーデンのこと
今制作してる映画にも入る上関原発計画のこと
キャンプ場のそばを流れる川にかかげられたキャンドルのブランコ。
高尾山はミシュランの3つ星☆☆☆を取ったんだって。
それもあるし
最近テレビで高尾山がちょこちょこ出るらしい。
(私全然テレビ見ないので)
若い人が 渋谷とか行くの飽きて高尾山来たりするんだそう。
登山口にフジテレビの報道が来てたなあ。
ここにトンネルを掘ることをなんとか止めてもらいたいと
画策しているのは
虔十の会。
http://homepage2.nifty.com/kenju/
虔十とは宮沢賢治の小説に出てくる 主人公の名前だそう。
今日のトークやライブをプランしてくれました。
ものすごい数の登山客だったけど
トンネルの事を知っているのはどのくらいだろ。
ここもゼネコン(マスコミや代議士のスポンサー)がからむので
マスコミがとりあげないらしい。
登山の途中 休憩していて おしゃべりした行きずりのご年配の方は
トンネル工事のことは知っていたけど もう諦めたと言っていた。
でも色々お話して 今またがんばってる人が増えているんですよ
って話をしたら、また頑張らないとって思ったみたい。
がんばって。
高尾山はあまりにも水がたくさん湧き出るから
トンネル掘るのに 海底トンネルを掘る工法で工事をするらしい。
1m 7000万円。
迂回道路をつくるとか そもそも道路自体ほんとに必要なのか???
道がないと不便で
むこうに住む人の命が脅かされたりしているのか???
滝で修行をしていたお坊さんがおつとめする薬王院は
トンネル工事を仕方ないというそう。
薬王院への寄付が多くの代議士や 地元名士だったりするから。
ちょうどこの滝の下にトンネルが通過する計画で
そうすると滝の水は枯れるだろうと。
そうしたら 水道の水を流せばいいと
行政などは言っているらしい。
虔十の会の代表 坂田さんは説明してくれた。
水で溢れる高尾の一部に穴を開けたら
ちょうど人間の体と同じように、
そこから水は集中して流出し・・・
山の水は枯れ、今の生命のバランスは
必ず崩れる。
「千と千尋の神隠し」の映画で
お風呂屋さんの釜場でボイラー担当をしている釜爺っていう
クモみたいなのが出てきたけれど
この釜爺本人と思われる虫がいた。
その虫の名前聞いたのにわすれちゃった。
宮崎監督は高尾山に登っていると見ました。