ちょっと前にテレビで見た 振動発電っていうのに異様に興奮してしまい、
なんなの
なんなの?
って思ってたら ひょんなことでそこの会社に行くことになっちゃった。
上の写真は 東京の荒川にかかる桜大橋
(元のきれいな画像は こちら)
http://www.shutoko.jp/company/press/h19/071210/
江戸川・荒川に架かる橋は 何年か前からライトアップが一般的になってきて、
橋や川のそばって人通りが少なくて 怖いところだったりするけど
こうやって美観を良くする事で 周辺もきれいに整備され 治安の面では利点があるのだと思う。
この橋のライトアップの一部の電力が
この橋を走っている車の振動で発電・供給されているんだって。
まだ全体の1%にしか対応していないのは
1%分しか そのシステムを入れていないから。
この技術はまだ開発途中で より性能の良いシステムになってから本格採用していきましょう
ということになっていると。
これは首都高速道路公団の取り組み。
会社は 慶応大学湘南キャンパスそばのインキュベーションビレッジの中。
慶応大学学院生の社長さんが起こした ベンチャー企業。
株式会社 音力発電 というところの商品です。
プレゼンテーション用に LED100球につないである。
60kgの体重の人が1秒間に2歩歩いて 0.1Wの発電量。
まだまだ発電量がすくなくて LEDなんかの省電力ランプじゃないと点灯させられないんだって。
上の発電パネルの上にこんな化粧板など乗せてデモンストレーション用に。
このセット(パネル+LEDランプ)は イベントなんかにだったら
1枚25,000円で貸し出ししているんだって。
高い!と言ってはいけません。
新技術は 支援しないと
これは コクヨという会社が 社屋内に既に採用している誘導灯システム
両側のLEDランプが 歩くと光って避難経路を示す。
これディズニーランドとかにも使えそう。
それでもってこれ。
エコイベントに出展したときの模様。
NHK エコパーク ラブチェッカーだって
フジロック エコテント
他にも これまで東京駅でsuicaの読み取りに使えないかどうか
JRから実証実験の引き合いがあったり、
12月末には 渋谷区からの依頼で
渋谷駅ハチ公広場で どのくらいの通行量で
どのくらいの発電量になるのか 同じく実証実験の予定だそう。
注目の新技術なのです。
どこかのメーカーさんにライセンス契約などしてもらえると
技術開発がぐっと進む可能性があるみたい。
こんな話を一緒にしていた友人に聞くところによると
キリンビールさんなんかも
自社発電に取り掛かっているんだって。
