画像は95度から96度の度数を持つとされる、

最強度数の酒スピリタス。

火が着くことでも有名なこの酒は、

ナメてかかる者にはムエルト(スペイン語で死の意)対応をする。

そんなスピリタスに関するひとつのできごと。


俺の知り合いの菌吾郎は、

ひと月に一度しか風呂に入らない。

そして、

上から目線の態度と大げさな自慢話を常としている為に、

人は、

「身も心も汚い菌吾郎」と言う。


そんな菌吾郎が会社の二次会でとあるバーに行った。

当然、

「俺のように酒に強いモンにはほうびをやるぜ!」と自慢した。

それで、

バーテンダーが安心しきった表情でショートカクテルを出した。



菌吾郎はバーテンダーに、

「ほお!酔い覚ましにジュースか」と言ってカクテルを手にした。

会社の同僚は慌てて、

「おい❗️菌吾郎❗️気をつけろよ❗️それ、スピリタスのカクテルだぞ❗️」と注意し、

バーテンダーも慌てて、

「高い度数は危ないどす❗️」と注意した。

が、

菌吾郎はスルーしてスピリタスのカクテルを飲み干し、

ニヤリとして😁

「言ったろ⁉️俺は酒には無敵やと⁉️大体、こんな------」と話しの途中で、

菌吾郎はニヤリ顔😁のまま、

硬直して動かなくなった!


菌吾郎はすぐに緊急搬送されることになった。

そして大病院の個室で、

ニヤリ顔😃で硬直したまま1週間ほど動くことなく点滴生活をした。


1週間後、

俺らが菌吾郎の見舞いに来てたら、

菌吾郎の母親が寺の坊さん連れてきて戒名と葬儀の打ち合わせをした。

するといきなり菌吾郎が、

「------ジュースみたいな酒に俺が負けるか!馬鹿にするなよ!」と言い放った。


しばらくして菌吾郎は真実を知った。

自分がスピリタスのカクテル飲んでそのまま気絶して一週間の入院後、

ナニごともなかったように1週間前のバーで気絶前にしゃべってた内容の続きをしゃべりまくったことを。

そして菌吾郎が全てを理解した後、

凄まじい頭痛に頭を押さえ、

母親に、

「戒名は任せるけど樹木葬にして」と言って、

再び気絶した😵


しかし菌吾郎は、

その後、

数日の入院後に、

しっかりと生きることになった。

そして、

スピリタス以外の酒で自分を負かせるものはないと威張り出した!