
レフティは父スパーキーに言う。
「母さんが死んで寂しいから父さん大型バイク買って」
スパーキーはスルーする。
もう元気にケイシロウとダベりまくるスパーキーも、
まだまだサマー死後の様々な手続きが大変という。
7月20日がサマーの49日となり、
納骨となる。
が、
レフティはスパーキーに、
「父さん、暑いから納骨は秋にしようぜ」と言う。
スパーキーは落ち着いた口調で、
「馬鹿なことを言うな」と返答した。
けど、
明るく楽しいひとときが大好きやったサマー。
家庭内が明るく騒がしくなって、
うれしいことやろう🥹
サマーの会社から、
女社長がサマーに手を合わせに来た。
この女社長は、
暇があれば宝石屋巡りをして、
金に余裕がある時は宝石を買いまくる。
その為、
どうやって社員の給与をピンハネしようかとばかり考えていた。
そんな女社長も、
営業支部長だったサマーには、
哀悼の意を捧げたい。
それで、
高級おフランス料理のディナー費用を香典に回して、
代わりに夜はUFO焼きそばで済ませることにしてやってきたんやった。
女社長が来て、
サマーの霊前で手を合わせた時に、
スパーキーが湯呑を持って来て、
中にペットボトルのコーラを注いで入れた。
女社長は心に、
「お下品な。玉露くらい出すかと思ったら😠しかも湯呑にコーラを入れて😡」と思った。
(この女社長は港ツンコの友達やから心の声は後でモロバレ)
次にレフティがキッチンで器用に焼きそば焼いていたから、
女社長は近寄って、
「まあ、美味しそう!」とほめた。
レフティは女社長に、
「これ、俺のだからね!」と言った。
女社長は心に、
「お下品な。誰が焼きそばよこせっちゅうたか⁉️お家に帰ったらUFO焼きそばあってよ😡」とキレた!
しかし、
女社長は後で港ツンコに語った。
「みんな元気そうだった。悲しみの霧が晴れるって本当ね」
港ツンコは返答した。
「しかし晴れても悲しみがかった霧はまた覆ってくるのよ」
そして、
「けど、レフティの家は例外のようね」と付け加えた。