これは結構前の出来事。

ごつもり君の友達で、
体のデカいウメヤマという男が大学進学の際、
その大学の相撲部に入部する為に、
土俵がある相撲部屋にやって来た。
元力士の顧問であるこの相撲部に入るなり、
ウメヤマは、
早く相撲を取りたいと思ってしまうんやった。

そこに、
相撲部の先輩オガミが来てウメヤマに自己紹介した。
オガミは、
「私は先輩力士にしてこの部屋のおかみでもある」と言った。

一方、
新入部員が相撲部屋に来ることを忘れてすき家で牛丼食ってた相撲部顧問は、
その事実を思い出した。
更に、
部屋にはオガミしかいないことも思い出し、
大慌てで相撲部屋に戻ってきた。

すると、
土俵上に横座りして、
泥だらけの裸体にアソコをふんどしで隠して泣きじゃくっているウメヤマが目に入った。
そばにいたオガミは顧問に、
「すみません!先輩力士のつもりがおかみになってしまい------」と涙声で言った。
顧問はウメヤマを立たせようとそばに来たが、
ウメヤマはアソコにふんどし当てたまま抵抗して、
そのままの姿勢で土俵から動かなかった。
この事実は大学が知るところになり、
相撲部は廃止された。
そして、
オガミは退学することになった。

その後、
ウメヤマは大学プロレス部に入り、
釜レスラーとして、
学生プロレスで大活躍した。
そしてオガミが経営する、
お釜バー『土俵愛』の常連として、
元々から自分は釜素質があったことを自覚することとなった。
ウメヤマは、
学生プロレスのチャンピオンと、
ごつもり君の美少年友達の白崎君の一番大切なものに触れることを決意した。