今回はケイシロウが泊まりに来てるので、
さっきまで騒いで、
今から記事書き。

上の画像は、
とある噂を元に俺が手撮りした。

ここは場末のタクシー乗り場やけど、
滅多にタクシーが来ない。
ケイシロウやレフティは「タウシーGO」アプリ使えばええというやろう。
しかし、
このタクシー乗り場を利用するのはほとんどが高齢者や。
スマホ📱とは疎遠、フツーに。

最初は立ちっぱなしに、
なかなか来ないタクシーを待って、
しかも並んで乗り込む高齢者が痛々しかった。
ところが、
いつのまにか、
ナニものかが、
四つの椅子を並べてしまった。

誰が置いたのか🤔と高齢者がダベリ合っているところにあべっち(阿部啓一郎)が来た。
そして、
「そこに座らない方がいいよ。爆発するから」と言った。
この話しに高齢者達は驚いたが、
啓一郎の生きている毎日は4月1日だとほとんど知ってるので、
相手にされなくなった。

そのうち、
ひとりひとりと座り出し、
高齢者がこれらの椅子に座るのは当たり前になった。

ところが、
自称霊媒師のパスコードがまみが、
この四つの椅子のどれかに霊が憑いていて、
日替わりで椅子を変えるから、
どこの椅子にいるのかはわからないと言い、
ただ、
霊のいる椅子に座れば悪運を数日いただくと警告した。

これは高齢者達も、
うすうす感じていた。
これらの椅子のどれかに座って、
よくないことが多くなったことをみんな体験している。
では、
椅子に座らずに、
立ちっぱなしで我慢するか?

が、
高齢者達は、
悪運をいただいても座ることにした。
やって、
立ちっぱなしで疲れるのと、
悪運に見舞われるのは同等に辛いので、
同じ辛さを味わうなら、
今まで通り椅子に座る決断をした。
よくよく考えれば、
これら四つのうちのひとつに悪運の主がいるのなら、
椅子取りゲームの感覚で対すればいいと気楽に考えた。
少なくとも、
座っている四人のうち三人は安全なんやから。
体が高齢化して弱ることが障りになるのなら、
これほど大きい障りもないのかもしれない。

牧カオリは、
これらの四つの椅子に座る高齢者達を見て、
心に諭しを得た。
「人の一生は、生まれた時から息絶える時まで運か不運かの賭けの上にある」