ウミネコのボランティア以前、ここの街灯のてっぺんには、鳥の飾り物があったが、台風で吹き飛ばされてしまった。新しいお飾りが付けられることもなく、ちびっとした味気なさの中で、この街灯はあった。そんなとき、ウミネコが、この街灯のてっぺんに止まり、吹き飛ばされた鳥の飾り物の変わりに、生身の鳥飾りボランティアをしている------と、勝手に想像させられた。