青森市堤町のそば処 小田九。明治28年創業の老舗そば店です。

 

明治から昭和の初めにかけて堤町は馬車の停車場があり、昭和から平成初期でも、この辺りにはアーケードがありいろんなお店があり賑わっていましたが、アーケードも撤去されお店も少なくなり寂しいです。9月のある日自転車でお邪魔しました。

 

僕が高校生の頃にはこの建物の小田九の左側に、おやき(今川焼)屋さんがあり、ハンバーグ入りや食事系のおやきもありました。数軒隣の平田屋も閉店されこの界隈で唯一のそば店になりました。

 

店内は広いホールにテーブル席が多数、小上がり席もあります。入口側の席に腰かけると、店員さんが水とお茶が運んでくれました。

 

メニュー

かつてはかつ丼などの丼物もありましたが、今は、そば、うどん、ラーメン、カレーライスのみになりました。あの寺山修司氏が、小田九の塩っからいラーメンという一節を残していますが、今回はワンコインでもお釣りがくるラーメンにしました。

 

ラーメン

この物価高の令和の世に、ワンコインでお釣りがくるラーメン。

 

スープも麺もたっぷりで、柔らかな自家製チャーシューが2枚もトッピングされます。レンゲは取り皿に置かれています。

 

スープは油が殆ど浮かない、鰹の旨みを感じバランスがよく、塩味も強くなく決して塩っからくありません。

 

メンマもたっぷりで嬉しいです。

 

麺は少し太めの中ストレートで独特の食感。麺量は200グラムくらいありそうです。この日は暑かったので、ざるそばを食べているお客さんが殆ど。昭和のカレーライスも人気があります。また、お邪魔します。

 

めん処 小田九

青森市堤町1-11-10

10:30~15:00

第2・4木曜定休、不定休あり

駐車場なし

 

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!

 

 

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!