青森市青葉1丁目の今年1月に閉店した「尾道らうめん 八八」だった建物を大規模にリノベーションして誕生したひらこ屋(らいもん)グループの3番目のお店「中華そば ひらこ屋 㐂ぼし」が5月9日オープンしました。
オープン数日前の外観です。しばらくの間は10:30~15:30の営業で、今のところ水曜日定休の予定とのことです。
15時前の訪問でしたが、駐車場はほぼ満車で10名くらいの行列になっていました。
細かな部分のデザインも素晴らしく、新築のようですが、前の建物のリノベーションとのことです。壁は左官職人のクシ引き仕上げ。
ひらこ屋 㐂ぼしのコンセプトは平子煮干×焼き干し(ひらこやきぼし→ひらこ屋 㐂ぼし)です。
メニュー
並んでいる途中で店員さんからメニューを渡され、番号札をもらって注文するシステムです。
中華そば ひらこ屋のメニューに少し似ていますが、全て別メニューです。今回はお店のコンセプトであり看板メニューのやきぼし(あっさり)中にしました。中でも麺は200グラム、大は300グラムと他店よりもボリュームがあります。
しばらくしてカウンターに案内されました。カウンター席、テーブル席、座敷席があります。元のお店と入口の場所も変わっています。天井が高く、インテリアも素敵です。
カウンターのテーブルも分厚く大きい天然木、凄い!
麺茹では店主、調理アシスタントが1人。ホールは女性の方が数名。開業してすぐですが、安定のオペレーションです。
しばらくして着丼。白く深さがある丼です。
透明感がある煮干し×焼き干しのスープ。タレは控えめで、煮干しと焼き干しの旨みが迫ってきます。
2種類の切り方のチャーシューも程よい歯ごたえでジューシーです。最近流行のレアチャーシューとは対極にある旨みあふれる肉です。
バラそば厚肉トッピング
ひらこ屋同様、分厚いもも肉チャーシュートッピングも人気です。
真ん中のメンマも美しく盛り付け。にぼ泡もほどよく煮干し好きにはたまらないスープです。
自家製のかんすいを極力抑え、山芋をつなぎに使った極太ストレート麺がこのスープによく合います。
途中で、一味唐辛子とあらびき黒コショウを少しだけ入れて味の変化も楽しみます。醤油ダレ味見してみましたが、キレがあります。手間と極上素材を使ってこの価格で提供されているのも驚きです。
他のメニューも食べてみたいのですが、このやきぼしに感動してしまったので、次は何を食べるか悩みます。今後提供予定のわんたんも気になります。
食べている途中で売り切れ終了になりました。外の暖簾も、一枚板の待ち合いベンチの後ろに収納。
店主さんに見送っていただき店を後にしました。ごちそうさまでした。床の仕上げも、素晴らしいですね。おめでとうございます!!
中華そば ひらこ屋 㐂ぼし
青森市青葉1-5-35
10:30~15:30
(参考)