クレイジージャーニー | しょうブログ

しょうブログ

僕の日々のできごとを紹介します!!

今日は久々にTBSの番組

クレイジージャーニーのスペシャルを見たんですが...


クレイジージャーニーとは:世界を巡る狂気の旅人(クレイジージャーニー)をスタジオに招き、体験を語ってもらったり、番組スタッフと同行ロケをする。取り上げる題材は少数民族、深海生物、東南アジアの漂流族やマンホールタウン(地下生活)など、マニアックなものが多い。 冒険家、ジャーナリスト、写真家、作家、経営者などさまざまな職業の人物が「クレイジージャーニー」として登場しており、故人を取り上げることもある番組 By Wiki 


今回はアフリカ特集で、女性のみで構成されるレンジャーの入団テストの様子や、子供たちが生活のために危険な鉱石採取の仕事をしている村、 油田発掘で環境汚染や政府の腐敗が横行している国の特集でどれもヘビーな内容で考え深かったです。


男尊女卑の考えが未だ根強く残っていて、約8割の女性が暴力や差別を受けており、貧困から抜け出すためにレンジャーに志願するのですが、

とにかくその入団テストがハードモードで厳しい。


3日間ずっと体力を酷使するもので男でも9割以上は脱落するとの事で、逆に女性の方が最後までやり遂げるらしい。


月収が国民の平均より20倍も高く、地獄みたいな生活から這い上がるため、命がけで受けに来るみたい。


 脱落していく女性たち、不合格になる女性たちを画面越しではあるけど見るのはとても痛々しかった。

 

子供たちが採掘の仕事で生計を立ててる村の話では、劣悪な採掘現場で命がけで採掘しても、報酬は1日かけて何十キロでたったの30円。


バイヤーはその60倍の価格で取引しても実際の採掘者にはほとんど恩恵がない。


子供たちが採掘しているマイカという鉱物で、化粧品のラメやスマホの画面に使われているらしく、まさに我々先進国の人々が搾取しているんだなと思いました。 


油田が発見された国も、政府が油田を奪い、

農業や漁業よりも儲かる油田産業に移った市民たちはその恩恵を受けれず結局国の産業は衰退し、リポーターが市場に行った際はほとんどが加工食品で、生の魚はほんの一角で販売されそれも全部輸入品。


海沿いに面した国なのに生魚がないということは近隣の海が汚染されてる可能性があるってことで、ほとんどのマングローブが油田にまみれ環境破壊が止まらない状態。


さらに貧困層が森の中で違法にディーゼルやガソリンを作り、裸足のままで作るなど危険な環境でさらに森林破壊も進み負の連鎖になっている。

もうどこも無法地帯でどのエピソードも胸につまるものばかりで、なんとかならんもんかね〜と思うだけで何も出来ない現実がありました。