7月末あたりにNetflixで

ドラマ「地面師たち」を観て

衝撃を受け

いまだに

頭の中に、いろんな場面が浮かんでは消え

観たという人をつかまえては

「あのシーンはさあ・・」「どう思う?」などと

もうええでしょ!!

と言われるくらい

しゃべり倒したり

ネットで、地面師たちについて書いてある記事を見つけると

読み漁ったりしていた。

その中で、とくに印象的だったのが

noteに書かれた大島育宙氏の青柳についての記事。

「青柳が大好きで大嫌い」という気持ち。

大島氏は

青柳のことをこんなふうに書いている。

 

「大好きで、大嫌いだ。
自分だし、なりたくなかった自分だし、
大の苦手で会わないようにしてるあの人だし、
誰かから見たらやっぱり自分だ。」と。

 

なんとなくわかる・・気がする。

私は、青柳のような仕事とは無縁だし

青柳のように傲慢でもないつもりだが

青柳のようなタイプに出会うと

顔色をうかがうし、逆らわないように気を付ける。

敵に回すと面倒だから。

嫌いなのに、動向が気になり

いないときには

青柳の悪口を言う。

 

青柳の尊大さが死ぬほど嫌いなのに

青柳が頂点にたったと勘違いする姿を見て

ざまあみろと笑えないのはなぜなんだろう。

 

「地面師たち」は地面師たちの物語のようで

実は、青柳の物語のような気がする。