毎年7月くらいに

ピアノの発表会があるのだが

ひとつの曲をマスターするのに

何カ月もかかってしまうので

とにもかくにも曲だけはすでに決めて

弾いてみている。

来年はビートルズの「ハローグッバイ」にした。

よく耳にする曲だが

弾いてみると私には難しい。

♪タ、ランターンというシンコペーションの

繰り返しのようなリズム。

ウラ拍の16分音符がほんの少しうしろにずれる感じ。

つまり一瞬の休符、

これを感じることが難しい。

和音が押さえづらく

指と指の間がつりそうになりながら

熊手で音をかき集めるように

拾いに行っている。

先生にも

片手ずつでしっかり練習してからでないと

両手で弾かないでと言われた。

間違って覚えてしまうと

総崩れになりそうだからだ。

でも頑張ってガシガシ弾けるようになったら

気持ちいいだろうな・・

と思いながら

練習している。

今回、これを弾くにあたって

この曲の和訳をはじめて読んでみた。

 

「君がグッバイと言えば僕はハローという。

ハローハロー

なぜ君はグッバイというの?

僕はハローと言うよ」

 

・・・

ちょっと何を言ってるかわからない。

ハローと

グッバイ。

世界は

相反するふたつのもので成り立っているって

ことなのかな。