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九州車中泊旅の途中ですが、1回きょうのブログを挿入します

2023/10/20(金)

この日、ジョイフル春日部店で昼ランチをいただいて、どこか寄るところが無いか検索してみたら、近くに古いお寺があるので行ってみることにした

 

 

​小淵山 正賢寺 観音院


国道4号を16号方面に進み、16号手前のこの看板を目印に左に入る

参道があるので構わず車で数メートルすすむと仁王門があって、その横に駐車場

看板からすると、修験道のお寺のようです

 

観音院駐車場


​駐車場と言っても数台おける程度の砂利を敷き詰めた空き地といったところ

 

仁王門

元禄2年(1689年)の建立と伝わる  かなり古い感じ

三間一戸桜門形式  2階には釣鐘があったが、戦時供出されて今は無い

現在の春日部市では唯一の仁王門

 

右側に阿形像、左側に吽形像

かなり傷んでます

 

しかし、十ヵ年大改修事業が進行中のようで、実際に仁王門周辺は工事中でした
東武線春日部駅高架化の2031年(予定)に合わせ、完成落慶まで十ヵ年の大規模な改修とのこと

 

 

 

松尾芭蕉句碑   

元禄二年(1689年)のもの

芭蕉門下の俯不干(ふかん・江戸時代後期のヒト)による建立とされる

ものいえば 唇寒し秋の風

 

芭蕉と円空

修験者円空も丁度同じ頃(元禄2年)にこの寺に逗留していて、2人はこの観音院で遭遇していたという説がある

当院には七体の円仏(円空が作った仏像)があるということです

これら7体は、現在埼玉県立歴史と民俗の博物館に寄託されているが、毎年5月に当院で開催される円空仏祭にて一般公開されている

 

 

 

 

本堂へ続く参道

工事用の鉄パイプが組まれてます

工事中のためか草木が伸び放題で参道の半分まで伸びている  

 

神變堂の神変大菩薩(じんぺんだいぼさつ)

ここに祀られている「神変大菩薩(じんぺんだいぼさつ)」は、修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)のことなのです。 

役行者は奈良県の吉野山を起点に全国の霊山を全て歩いて踏破した超健脚の人物です。

 

本堂

龍の彫り物にも色が施されていたと思われる

改修工事で復活することでしょう

 

本堂の中

内陣に納められた棟札により寛政五年(1793年)発起、寛政十二年(1800年)再建であることが分かっている

 

​御本尊御開帳について
今から約760年前の鎌倉時代に開基して以来、60年に一度(丙午)の御出座される御本尊様、聖観世音菩薩像(推定:飛鳥時代の木仏)の御開帳が、いよいよ4年後の令和8年に厳修する事となりました。生涯一度きりのお目見えに存じます。どうぞこの貴重な機会に御本尊様とのご縁を持ち「念彼観音力」をお唱え頂き、御本尊様の法力により、安寧をお授かりください。​日程等の詳細は当サイトにて随時発表してまいります。

 

 

二十六夜塔   

左の先のとがった塔のこと   

天保十三年(1842年)九月、小渕近隣の藍染職人たちが建立

 

二十六夜とは、旧暦の二十六日目の月であることを現わしている

この月を拝むと願い事が叶うというありがたい月で、この月をみんなで拝んだそうだ

 

 

天満宮の石祠

文政七年(1824年)十二月に奉納された菅原道真を祀った石祠

 

 

偶然に訪れた小淵山 正賢寺 観音院

思っていた以上に由緒あるお寺でした

早く改修工事が終わって、生まれ変わった観音院が見たいものである

 

an end!!

 

 

 

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