継続は力なり
何事も続けるということは大変なことです。
私のダイエットもそうですが、意識し続けるというのは本当に人間にとって難しいものです。
特に卓球のような複雑で難しい技術を習得するには毎日・毎日の練習の積み重ねしかありません。
例えば2時間同じことを練習しても1週間休むとその技術はほとんど忘れてしまうでしょう。
しかし、たとえ1日15分間でも1週間やり続けた技術は忘れず進歩していくことでしょう。
私も現役時代、サービスを出して前面にツッツキがきたボールを毎日10分~15分ですが全力でオールフォアで打ち込む練習をしていました。
試合ではその技術が私の得点パターンになってました。
人間の最大の特徴は忘れるということ(長所)という本を以前読みました。
人間は聞いたことや行ったことも1日経つと60%は忘れてしまい、3日経つと80%忘れ、1週間経てば90%は忘れるといわれます。
この忘れることで脳の中がパンクすることなく必要ないことは忘れてしまいます。
しかし、卓球の技術まで忘れてしまうのはつらいことです。
せっかく練習したのにとなってしまいます。
ですので忘れないように毎日継続して練習することが大切になるのです。
ある一定期間同じ技術練習を行うと今度は脳と一緒に連動して身体が覚えてくれるようになります。
(私の見解)
そうすると試合中でも自然に身体が動くようになります。
身体が覚えるようになれば練習が出来ない日があっても身体が覚えていて忘れにくくなると思います。
私も現役を引退して8年が経ちますが得意だったサービス・台上プレーは身体が覚えてくれています。
私がよく講習会でお話することがあります。
人間は忘れやすいですが継続したことは一生忘れにくい。
『小学校の通学路は6年間通い続けました。
私も卒業して25年が経ちますが6年通った道は今でも覚えています。
どこにタバコ屋があって、どこが酒屋でというまで記憶に残っています。』
しかし、1ヶ月前に一度だけ行った講習会の会場はもう忘れてしまってます。
継続は力なり
本当に実践するには難しいですが良い言葉です。