【初学者2次対策】電卓のつかいかた | タキプロブログ 合格者が伝える中小企業診断士試験「突破後」のノウハウ!

タキプロブログ 合格者が伝える中小企業診断士試験「突破後」のノウハウ!

中小企業診断士試験の『合格後』のノウハウについて、お伝えするブログです。
診断士の収入、資格の更新、企業内での活用方法、青色申告・確定申告等の申請、などについてお伝えします。

おはようございます
ゆりぴよまりも@タキプロです

今回は、試験で初めて電卓を使用するという方向けに、最低限おさえておきたい電卓の便利機能について、お届けしたいと思います

以下、SHARP製電卓のキー名称に基づいて解説します。
(他社製でも、以下の機能は名称が異なっても備えていることが多いです。)


(SHARP EL‐N922‐x)

 メモリ機能関連キー計算結果を記憶する機能
 「M+」「M-」「RM」「CM」

「M+」メモリープラス)・・入力数値や計算結果をメモリーに加える。
「M-」メモリーマイナス)・・入力数値や計算結果をメモリーから減らす。
「RM(リコールメモリー)・・メモリーに記憶されている数値を呼び出す。
「CM(クリアメモリー)・・
メモリーに記憶されている数値を消去。

例えば・・

(問題)
 1年後の景気の状態が、30%、50%、20%の確率で、好況、維持、不況のいずれかになると予想されている。証券Aの投資収益率が40%、20%、-10%であるときの、証券Aの期待収益率を求めよ。

(解答)
 証券Aの期待収益率=0.3☓40%+0.5☓20%+0.2☓-10%=20%

⇒上記の解答の算式を計算する場合、電卓のメモリー機能は、以下のように使用します。
 *カッコ内の記号が、電卓のキーにあたります。

0.3(☓)40(%)(M+)0.5(☓)20(%)(M+)0.2(☓)10(+/-)(%)(M+)(RM)

「M+」で、直前の計算結果をメモリーに貯めていき、「RM」でメモリーに入れられた結果を呼び出します。
「M+」が、計算結果をメモリーにプラスしていくのに対し、「M-」は、計算結果をメモリーからマイナスしていきます。


このように、メモリー機能を使用すれば、数値結果をメモしたりする手間なく、1回で計算ができます。
特に、途中の計算数値が割り切れない場合に、最終数値の端数を誤らないためには、この機能を使うことが必須となります。

 もうひとつのメモリー機能キー

「GT」(グランドトータルキー)・・
GTメモリー(総計)の内容を表示する。

上記の解答算式の場合、以下のように使います。

0.3(☓)40(%)0.5(☓)20(%)0.2(☓)10(+/-)(%)(GT)

または、
0.3(☓)0.4(=)0.5(☓)0.2(=)0.2(☓)0.1(+/-)(=)(GT)

ひとつの計算のあと、イコールを押して、そのまま次の計算をした後、GTキーを押すと、すべての計算結果を合計した数値が表示されます。


はじめはとっつきにくいかもしれませんが、慣れれば計算の効率性を各段にアップさせることができます。
ぜひ使いこなせるようにしましょう 


勉強会(東京地区)を開催しています!
 参加申し込み絶賛受付中

 ・8/26(日)9時~ 八丁堀区民館
 ・9/12(水)19時~ 堀留町区民館
 ・9/26(水)19時~ 八丁堀区民館

 参加申込(勉強会) 

=================================

皆様の応援がタキプロの原動力となります。 ぽちっと押して、応援お願いします♪




2次試験突破ノウハウを電子書籍にギュッと凝縮
8月1日発売から早くも
販売部数150部を突破!
「絶対合格eBook2次試験編」

無料版も公開中です!