防虫剤-使う時に注意すること-
東京都内の保健所から出されている「防虫剤-使う時に注意すること-」よりいくつか抜粋(一部略・編集あり)。
衣類を食べる虫
イガ、コイガ、カツオブシムシなどの幼虫
これらの虫は気温が15℃以上で活動します。
年間を通じて暖かいお部屋では、大切な衣類は1年中食べられる可能性があります。
衣類の入れ替えをするときは
衣替えや衣類の出し入れをするときは、窓を開けるなど、お部屋の換気をしましょう。
防虫剤を入れて保管していた衣類を着るときは、あらかじめ衣類ケースなどから取り出し、風通しのよいところで、1日以上、干してから着るようにしましょう。
お部屋の空気を汚さないように
防虫剤は衣類を虫から守ってくれますが、人の健康にもよいものではありません。
商品の「使用上の注意」に従い、クローゼットやたんすから防虫成分が出てこないようにしましょう。
防虫剤が残ったときは
空気が入らないように口をクリップやテープで密封して、温度の低い、直射日光の当たらないところに保存してください。
市販されている防虫剤の成分
無臭性:ピレスロイド系(エンペントリン)
有臭性:パラジクロロベンゼン、ナフタリン、しょうのう
パラジクロロベンゼン、ナフタリン、しょうのうは混ぜて使用できないので注意が必要です。混ぜて使うと防虫剤が溶けて衣類に「しみ」をつけることがあります。
防虫剤は衣類を虫から守るという半面、その成分によって健康を害することも起こる可能性があることもしっかり頭に入れておきましょう !
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