ミツハルさんへコメント返し
僕のブログをいつも見てくれている皆さん、そしてコメント下さる皆さん
本当にありがとうございます♪(*^▽^*)
基本、コメント返しはコメント内で普段させて頂いている僕ですが、今回の返事は少し長くなりそうなのでコチラに書かせて頂く事にしました。
と言うのも、ミツハルさんから以下のようなメッセージを頂いた事に対して個人的に感じる事が多かったので是非それに対する僕の思いを伝えさせて頂きたいと思ったからです。
では、
まずはミツハルさんのコメントから。
byミツハル
本当に、あったかい気持ちに、ほっこりした気持ちにさせてくれる作品だなあと思います(^-^)/。
絵の才能がある人、すごく羨ましいなあと思います!
話は変わりますが、バイキング観てますよ。実は今無職です。仕事していた時、心の健康を壊して、最終的に自分から退職しました。そんな自分は今、いつも、全力疾走されている拓也さんから元気をもらっています。本当にありがとうございます!
ミツハルさん、コメント本当にありがとうございます。(≡^∇^≡)
そしていつもバイキング見てくれてありがとうございます。
ちなみにミツハルさんがコメント前半で話している絵の作品とは僕の友人の石渡美香ちゃんが二科展に現在出品中のこの絵のことです。
どうです?
ほんわか優しい気持ちにさせられる素敵な絵でしょう?(‐^▽^‐)
美香の絵にも美香の活躍にも個人的に非常に刺激をもらっている僕ですが、今回ミツハルさんから言ってもらったことでより嬉しかったり前向きな気持ちにさせられたのはコメント後半部分です。
心の健康を壊して最終的に前の仕事を辞められ、現在は無職という状況のミツハルさん。
そんなミツハルさんが僕がバイキングで走っている姿に元気をもらっていると言ってくれている。
正直、素直にメチャクチャ嬉しいです。о(ж>▽<)y ☆
ミツハルさんだけでなく、
どんな業種や業界であっても日頃自分の仕事やポジション、様々なプレッシャーと戦いながら生きている人はたぶん現代人の中には物凄く多いのじゃないのかな?って思います。
人によってはその結果自殺を選んでしまう方も少なくないだろうし、うつ病や病気に陥ってしまう人も多くいるのでしょう・・・。
人間は体だけでなく、心も健康でないと生き生きと生きられないだけじゃなくて前に進めなくなってしまうことが誰にでも起こり得るのだと感じます。
そんなのそいつが弱いからだ!
努力が足りてないだけだ!
もっと上手くやりくりする術を身につければいいんだ!
たぶんこんなことを考えたり、言葉にする人もいるでしょう
でも、僕は思うんですよね・・・
確かに本当に努力してない人も中にはいるかもしれないし、もっと強くなったり世の中を上手く渡っていける工夫や術を身につけた方が良いだろうなと感じる人も少なくてもいると思う。
でもその反面、
本当にどうしても運命や現状に逆らえない人だって多くいる!
体だってどんなに健康をケアしていたって風邪を引く時もあれば、不慮の事故で大怪我をしたり、癌などの大病にかかってしまう事だってあるだろうし、場合によっては通り魔など事件に巻き込まれてしまう可能性だって日常には潜んでいる。
こんな事、絶対に起こり得ないように全てをケアするなんてまず不可能です。
もし、そんな事が自分の身に降りかかってきたなら・・・?
たぶんその時に必要なことは現実を受け入れる覚悟と忍耐、そして前に進む勇気を振り絞ることなんじゃないでしょうか?
言葉にしてしまうのはあまりにも簡単ですが、実際に実行出来るようになるまで人によっては長い時間を要することもあると思う強烈な出来事なんでしょう。
僕にとってはそれが2012年に起きた尖閣諸島の国有化問題でした。
去年まで上海を拠点に6年間を過ごしてきた僕の中国での生活や仕事
異国の地での活動は当然大変なこともあったし紆余曲折なんかもあったりしたけど、それでも僕の長い人生の中で考えれば非常に濃密で有意義で順風満帆に上手く活動出来ていた時間だったのだと思います。
そこで少しずつ時間をかけて築いてきた人脈や信頼、関係や実績。
これらは当然僕の活動を支える大きな糧にもなっていたし
何より今後の将来を考えた時に
「きっと未来はもっと良くなる!」
そう自信と夢を持ちながら毎日を走っていました。
でも、尖閣問題が悪化してその環境や心情は全て一変することになります。
日本人として活動をしてきた中国での芸能活動が全く出来なくなってしまいました。
テレビには出れない・・・、公の場にも呼んでもらえない・・・、自分で仕掛けていた裏方のプロデューサーとしての活動もあの以前には考えられなかった様々な障害が生まれ全く先行きが見えない。
(ちなみに現在は少しずつではありますが当然中国国内の状況は変わってきているようです)
少なからず自身で先行投資を重ねながら活動をしている時期に起こってしまった政治問題だけに、僕にとっては本当に大きな大打撃でした。
少なくても僕にスポンサーがついてたり大きな財力があったりするならば中国に残り続けながら状況が変わることを待ちつつ活動を継続するという選択肢もあったかもしれません。
でも、僕は大企業に属しているわけでも誰かに養ってもらっていたわけでもなく全ての責任を自分が背負い込んで活動をしていたので、とてもじゃないけれど長くその活動を見通しも立たない中で続けることは困難でした。
尖閣国有化から半年が過ぎた後も状況は全く変わらず、それに伴ってトラブルなども起こり
結果、僕は日本に帰ることを決意しました。
日本に帰ると待っていたのは惨めな毎日です。
上海では少なくても街中を歩いていれば握手やサインを求められる事もあったし、僕が何者かを認知してくれている人も多かったから憧れや敬意を込めて付き合ってくれる中国人だけでなく、現地で活動する日本人も多かった。
でも日本では僕のことなど誰も知らないし、初めて知り合ったりする人などは「何をやってる方ですか?」と聞かれ、「中国で芸能活動をしていた者ですが、色々あって今後日本で活動をしていこうとしています」というような会話を交わすと
白い目を向けてくる人や「いい年して~」といったようなバカにするような発言をする人や見下す人などもいて
「なんでオレこの人にこんな事言われなきゃならないんだ・・・」
と、本当に悔しい気持ちになったことさえありました。
しかも
自分の気持ちは前向きなはずなのに
現実はなかなか日本での新たな環境が作れずもがくだけの時間が重なって、時間が経つうちに段々と暗い気持ちの方が強くなり、心がどんどん淀んでいく自分を客観視していました。
オレってもっと前向きな人間なはずなのに・・・
前はもっと自信に満ちていたのに今はどんどん自分が情けなくなり惨めさばかりが募ってくる・・・
中国時代の実績や人脈、あらゆるものから一度離れただけで人生はこうも簡単に変わってしまうのか・・・
恐らくはそうなるであろうな・・・
帰国前にこれらの大半は想像がついていたことでしたが、現実にその状況が続くと本当に辛い気持ちばかりが自分に襲い掛かりました。
正直、絶対に自分には起こらないであろうなという考えであった自殺を頭のどこかでイメージする瞬間などもあったのが事実ですが
そんな時に支えてくれたのは中国時代の親友や先輩達のたまに届く温かいメールなどの言葉や気配りだったりしました。
そうしてその中で自分を受け入れてくれた古巣のスカイコーポレーションという事務所や社長。
その先に決まった日本では無名の僕を起用してくれたバイキングという番組!
当たり前だけどここには全力を尽くす意味があまりにも溢れているし感謝や前向きな気持ちでぶつかりたいという想いで溢れています。(-^□^-)
今の僕に出来ることで絶対に手抜きしたくないのが全力で走ることや全力でぶつかる気持ちなのだと思います。
だから
その姿でミツハルさんのように喜んでくれる方がいるのならそれは本当に光栄な事だし、僕にとっても励まされることです。
人生には色々なことがあるかもしれないけれど
僕が人に支えられ今を全力で生きるんだという気持ちに向けてもらえたように
僕が全力で走る
ただそれだけの事で喜んでくれる方がいるならと思うと
何だか今後は10倍ぐらいの力で走ることが出来そうです!(笑)
大変長くなってしまいましたがミツハルさん
本当にありがとうございました!
是非これからも応援よろしくお願いします。o(^▽^)o