わざと遅刻してみました
僕はどちらかと言うと規律正しい人間かもしれません。
例えば人と待ち合わせをしていても約束の時間前か定刻に間に合う
と言ってもこと時間の概念に関しては僕個人だけがこういった事を
子供の頃からこういった文化や価値観を日本という国で体で覚えて
でも現在中国という異国に日本人として生きている僕の毎日の生活
時間の概念などはまさにその1つです。
上海は渋滞も日常茶飯事だしタクシーやバスを主な交通手段として
でもそういった物理的な問題以外にもともと中国人の時間への概念
だからその街の交通事情とは関係なく中国人が待ち合わせより1時間、
それにあまり時間に細かい事を中国で言ったとしたならば逆に白い
国や文化、
でも現実にこういった様々な価値観のズレが存在するのに中国に来
ここで敢えてもう一度強調しますが世界では必ずしも日本国内での
それなのに無理矢理自分自身の世界観という狭い枠に海外のあらゆ
最終的に大事なのはお互いが歩み寄るディスカッションを取るという作業なん
少なくても僕はそういう事を肌で体感しながら今でも中国と言う国の文化や中国人の気質を理解するよう取り組んでいるつもりです。
前置きが大分長くなりましたが、以上の事を踏まえた上で今回実は自身初となるある試みをしてみたんです。
それはどんな試みかというと・・・
「わざと遅刻してみました!」
お前はバカか?と日本の方には怒られてしまいそうな話ですが、わざと遅刻をしてみるという試みは僕にとってはとってもスリリングでエキサイティングなチャレンジだったんですよ。(笑)
今まで中国で過ごしてきた4年半以上もの時間の中でもわざと遅刻をしたという経験は当然ゼロでした。
渋滞に巻き込まれて仕方なしに遅刻をしてしまったというようなケースを除いてはほとんどの場合、日本で行動してきた以前の自分のルールに則って時間前行動か定刻には現地到着すると言う事を心掛けて来ました。
そんな僕が今回初めてわざと遅刻をしてみるという行動を選択してみたんです。
(相手はある程度気心しれた中国人に対してなので当然遅刻が許される相手ではありました。)
遅刻をするといつも時計や相手の事が気になって仕方なかった今までの僕ですが、今回はわざと遅刻をしたわけだしそういった細かい感情は忘れてみようと努めてみました。
普段中国人にはよく待たされる事の多い僕ですが、あまり彼らを待たせた経験は多くありません。
ここは中国なのだし中国のルールや常識もある。
ならば彼らと同じ感覚で当たり前のように遅刻をしてみよう!
そう思い遅刻を実践してみたものの、何だかんだで相手の事が途中から気掛かりになり、結果的に時計が気になってしまった僕です。
やっぱり僕はどこまでいっても生真面目な日本人なんですね!(笑)
それでも今回「わざと遅刻をしてみる」という作業を試してみる事で、自分の中に完全に出来上がってしまっていた「多少の遅刻すらも許されない」という日本人的常識を自分から打破してみるというチャレンジには成功したわけです。
自分と言う殻を破る事は決して簡単ではないと思うからこそ、今回のような取り組みは意味深い実験だったのかな?
遅刻して迷惑をかけた人には申し訳ないけれど、お陰で少しだけ新たな自分を感じ取る事が出来たチャレンジとなりました。(笑)