ラーメンはラーメンでも中国ラーメン | 小松拓也オフィシャルブログ「小松拓也の中国記」Powered by Ameba

ラーメンはラーメンでも中国ラーメン

ラーメン


と言えば元々遠い昔中国から日本に伝わった食べ物



ってのはみんな知っていても本場中国のラーメンを食べた事があるって人は少ないのでは?




シャオソンのブログ

写真は上海でよく見かける兰州拉面(ランジョウラーメン)の牛肉麺



兰州とは中国の街の1つで他にも様々な地名のついたラーメンが中国には存在するけど、上海で恐らく最も多く見かけるポピュラーなラーメン店はこの兰州ラーメンだろう( ̄▽+ ̄*)



上海で見かける兰州拉面はそれぞれ同じような看板、メニューを掲げているのだが実はそれぞれが独立したお店らしい!!!Σ(・ω・ノ)ノ!(上海の街中どこにでも兰州拉面は見当たります)



だから味もサービスもまちまち



同じ兰州拉面屋さんでも入るお店によっておいしさがかなり違うのはある意味冒険でスリリングо(ж>▽<)y ☆






ちなみに価格は1杯5元(1元は13,6円ぐらい)前後という事で非常にリーズナブル






日本は所得にそれなりの格差があると言っても何だかんだ言って平均社会


だが中国はあからさまな格差社会!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



月に日本円で3000円程度しか所得のない人もいれば日本人以上に今はお金持ちの割合も多い

(ちなみに上海の大学卒業時の初任給が2000元前後)




そんな中国においてこの兰州拉面のようなリーズナブルなお店は老百姓(ラオバイシン=庶民)たちの強い味方(*^▽^*)





味は薄口の鶏がらスープのような味わいで乾燥牛肉を茹でたような物とパクチーやねぎがトッピングされている





格差社会だからこそこの5元前後という価格で商売が成り立つのだろうが、地価もどんどんと高騰している上海でこれらのお店がそのうち姿を消すのではないか?と少し心配な部分も(^o^;)




5元で食べられる中華もあれば1000元を超えるような高級中華も珍しくない上海




上海をよく「古いものと新しいものが融合した街」なんて例える人が多いけど、このアンバランスさはいつまで形を保っていられるのやら・・・




とにかくそんな角度で見ていても今後の上海の変わりざまは興味が尽きないのだ!(・∀・)