大学をやめることになった。
これまでの過程を台無しにし、今後の希望と目標を失うので本当につらい決断だ。しかしやむを得ない決断である。
大学や高野山内をかき回して、ガンのような邪魔な存在になってしまった。これ以上残っても迷惑を掛け続けるだけだ。
迷惑の理由はあまりにも複雑で奇怪で、理解してもらうのは難しいだろう。しかしあえて挙げることにする。
世間の注目を浴びている中での、携帯電話による内部事情の発信。
僕の安全を奪うことに賭けられた懸賞金をめぐる騒動を巻き起こすこと、またそれによる人心のかき乱し。
脳内の思考や感覚を言葉なしに伝える、テレパシーによる邪心の振りまき。
結局は、奇妙にも持ってしまったテレパシーという特殊能力が災いしてしまった。
妄想ととらえられても仕方ない。常識では考えられないので分かる人にしか分からない。
また、自分の努力不足、能力不足も否定できない。もっと必死になれば、やりようによっては道があったかもしれない。
さらには、これが諦めることになった決め手なのだが、得度を認める師僧が見つからなかったことによる。
挫折した。道を誤った。
何よりも多くの期待してくださった方々に申し訳ない。
人を裏切りだまして不幸にした結果となってしまい、本当に心苦しい。
死んでお詫びするということも考える。
いっそ、そのほうがまだ許して思うもらえるかもしれないとも思う。
つらさからも逃れられる。
しかし、死に切れないのだ。この世にまだ未練がある。
自分が幸せになり、人を幸せにする余地が残されていると信じたい。
どうか、往生際が悪く生きながらえるのをお許し願いたい。
なるべく迷惑を掛けないように生きていきます。
本当に申し訳ありませんでした。
