山岳信仰 | 大岡拓也の述べるステップ

大岡拓也の述べるステップ

僧侶を目指しています。
日々の出来事や想いを伝えて行きます。
句も詠みます。
七転八倒の奇特な運命なので、興味を持っていただければ幸いです。
よろしくお願いします。

今でも頭に強烈に焼き付いている過去がある。

当時5年生くらいだったか。

父親に連れられて、奈良の大峰山という修験山(修行のための山)を登った。

ガケを命綱なしで登る、命綱を腰に巻いてガケから釣り下ろされるなど、普通では考えられない行を体験した。



しかし、今から言うこの行だけはあり得ない。滅茶苦茶ヤバい。死者が出たという噂も。

ガケの上に大きな丸い岩があって、その周囲に、そのガケから20cmくらいの狭い道ができている。何とその道をぐるっと歩いて渡るのだ!
もちろん、落ちたらガケから真っ逆さまである。

立会人がいて、命綱必要のあるなしを見抜くのだが、僕は何と命綱なしで!



しかし、当時はなぜか怖いとも何とも思わずにやり終えることができた。

いま思えばよくそんなことができたなあと思う。

信じられない。

度胸があったといえば聞こえがいいが、ただ単純だっただけかもしれない。


今でも思い出しただけでゾクゾクする。




なお、この「回り岩」の修行には、ある言い伝えがある。

それはここでは伏せておくが。