VUCAな時代は個人にも訪れている。 | 生き心地の良いライフスタイルを目指して(K.TAKUYAのブログ)

生き心地の良いライフスタイルを目指して(K.TAKUYAのブログ)

自分の持つ感覚を磨き直し、自分に気づき、生き心地の良さとはなんだろうと探求し、気が付いたことを書き連ねています。

世の中はどんどん複雑になっているし、不安定にもなっている。

 

 

ビジネス用語ではそうした時代認識とかビジネス環境をVUCAと言うのだそうだ。

 

V(Volatility:変動性)

U(Uncertainty:不確実性)

C(Complexity:複雑性)

A(Ambiguity:曖昧性)

 

別にビジネスに限らず、個人の日常生活においても、変化が激しく、確実なんてものもなく、複雑で曖昧だ。

 

 

「これが答えだ!」だと言えるものなんてない。

 

 

ただ、変動が激しく、確実でもなく、複雑で、曖昧な状態というのは、自分がピタッとハマらず、いつも不安定で中途半端な感じにもなる。

 

 

不安定で中途半端な感覚はどこかに気持ち悪さを感じたりもするし、そのままの状態を耐えるだけの体力、エネルギーも必要になってくる。

 

 

耐えるのがしんどくなって、とにかくスカッと爽やかになりたいと思う。

 

 

ピタッとハマり、スカッと爽やかになるには、答えが決まるということで、その答えを決めるには基準があって、基準を管理することで秩序が保たれる。

 

 

管理とか秩序といったものは、時に自分を息苦しくもさせるし、窮屈にも感じる。

 

 

スカッと爽やかになろうと思ってやっている事が、かえって自分を息苦しくさせていく。

 

 

でも、それが当たり前になり、スカッと爽やかをどんどん求めていくと、がんじがらめな管理や秩序が心地よく感じることもあるのかもしれない。

 

 

ほとんどマゾだ。

 

 

それが良いと言うのもあるのだろう。

 

 

ただ、僕自身は生き心地の良さの中に自由を求める部分もある。

 

 

自由とスカッと爽やかはトレードオフの関係にあるのかもしれない。

 

 

自由であるためには、変動性も、複雑性も、不確実性も、曖昧性も引き受けると言うことになるんじゃないだろうか。

 

 

そして、それらを引き受けるためには、僕はもう少し体力というかエネルギーレベルを高める必要がありそうだ。

 

 

疲れてしまうのは、VUCAな状態をまともに引き受けようとしているからかもしれない。

 

 

引き受けるにしても、体力をつけるためには、一旦、後退して腰を置いて休んだ方が良さそうだ。

 

 

VUCAな状態でも、その引き受け方次第ではほとんどエネルギーを使わずにいけるかもしれない。

 

 

最初のテイクオフだけパワーが必要で、後はグライダーが風を受けてどんどん上昇したり、ヨットが前に進むようになるんじゃないか。

 

 

VUCAという言葉を見ながら、そんなことを思ったりしたのです。