社会の中で生活している以上、全て自分の思い通りというわけには行かない。
自分が全てを決めるということもない。
逆に自分で一つ一つ決めなくても、自動的に流れてくれることも多い。
いや、むしろ自分が決めることなんてほんの少しだけかもしれない。
ほんの少ししかないのにも関わらず、さらにそのいくつかを人に委ねてしまっている。
また、自分で決めているつもりでも、つもりでしかなく、社会の仕組みで既に決まっていることもある。
他の選択肢があるにも関わらず、自分の狭い思い込みの中で自分で決めつけてしまっているかもしれない。
自分の在りたい姿、在るべき姿みたいなものに捉われてしまって、それを自分で決めていると思い込んでしまっていることもある。
自分軸で生きていると思うことで、自分の体感覚と意識が乖離してしまっているのかもしれない。
自分で決めた行うことで満足度も高まるけれど、自分で決めるよに仕向ける巧妙さが社会のあちこちにあったりする。
自分軸だと思っていることも、一度点検してみた方が良さそうだ。