高学歴だが会社で働けない人たち | 趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

2024年長男大学進学。今度は次男の大学受験だ。
在宅自由業20年超オタク系ガキオヤジによる「受験」「育児」放言日記

とにかく、先日読んだ「魂の退社」(稲垣えみ子)という本がすばらしくて、その内容に関連した記事ばかり書いています。「すばらしい」というのは、「共感する」という意味で、必ずしも多くの人にヒットするとは限りません。

私は、昔っから、こういう

●「頭だけはよくて」

●「世間にうらやまれる難関大学こそ卒業したものの」

●「会社勤めがどうしても窮屈で」

●「どうしても人並みに働き続けることはできず」に

●「清貧」あるいは

●「世捨て人」あるいは

●「高等遊民」的に

●ミニマルスタイルで、

●ひっそり楽しく生きてます

みたいな本(実話)が大好きなのです。

そんな本に出会ったら、よくこのブログでもご紹介していました。

 

↓この記事では京都大学卒のphaさん著「どこでもいいからどこかへ行きたい」のご紹介

↓この記事では東京大学卒サントリー退社の山崎さんの「年収100万円の豊かな節約生活術」

↓この記事ではちょっと違うけど早稲田大学政経学部から日銀勤務を経てアルバイト生活

↓この記事では自分自身にも

↓そして最近のこの記事。一橋大学卒朝日新聞論説委員を経たアフロ50代の清貧生活。

 

はっきりさせたいのは、

息子たちには、「こんな大人になるな」と強く主張しておきたいし、他の人にもすすめられるものではないのですが、自分自身は「てへぺろ」な気分でいるということです。

そういう、受験勉強だけはとりあえずやって勉強だけできたにもかかわらず、社会人失格みたいな、私のような人間は、ごく一部存在しているのです。

また、峻別してほしいこととして、いわゆる「ひきこもり」の人たちとも違うのです。

老親の収入で子供部屋おじさんとして生きてるわけでもないし、生活保護もうけてない。

一番大きな違いは、なんとかかんとか(会社以外での)「仕事」をしていて、ある程度は「収入」があって、「自立」できていること。

とりあえず、「会社勤め以外」の「なんらかの仕事」をして(多くは自営業、個人事業主となる)、一応税金も国民健康保険も国民年金も払っている、のです。

 

 

とにかく会社勤めは「生きづらい」とか言うと、今は、すーぐみんな「ハッタツがぁ~」とか「ひきこもりがぁ~」とか「適応障害がぁ~」言われると思うんですが、そういう画一的で簡単な話とも違うのです。

すぐにそういう「レッテル」をはりがち。

イチイチ説明するのがめんどくさいので、説明しませんが、別に迷惑かけてないんだからそっとしておいて、と思っているだけ。

 

ただ、そういう、「勉強はしたのに」「会社勤めできない」「ハズレものな人たち」が、自分のことを淡々と描く話が、超大好物。そうそう、わかるわかる~って感じ。仲間がいることがわかってとても共感&安心。

あんまり他の人にわかってもらえるとは思ってもないのですが。

最近文庫化されて、稲垣さんを知り、イッパツでファンになった。

 

 

自分の子供には「こんな大人にはなるな」と言いたい。

「イイ大学」を出て「イイ会社」に勤めなさいと言いたい。

・・・・オレは嫌だけど。

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2024年は大変な始まり方でしたが、

これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。

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