夏休みの想い出。
いっぱいあるよね。
人生は「想い出づくり」競走なんじゃなかろうか。
人生は紙飛行機、その距離を競うより、どう飛んだか、どこを飛んだのか、それが一番大事。
量子力学を元にした哲学の流派として、生きているものはすべて「ゼロポイントフィールド」から出て「ゼロポイントフィールド」に戻るものだという考えもありますが、だったら、人にできるのは「生きてる間の想い出づくり」だけなのです。
稼いだお金は持っていけないし、立派な家を建てても結局死んだら住めないのです。
「死後は意識はない」という考えが現在の日本では支配的ですが、もしかしたら(ゼロポイントフィールド仮説的には)「死後は意識しかない」のかもしれないのです。
そういうわけで、「想い出」は大事。
一番大事かもしれない。どう飛んだか、どこを飛んだのか、それを想い出にするのが一番大事。
そんなことを日々考えながら生きてますが、このブログは、想い出となるようなことを書きながら、「自分の記憶ノート」の復習をしている面もあります。
授業の後には「復習」が大事。それによって「長期記憶」になると、エヴィングハウス先生や池谷裕二先生がおっしゃっています。
ブログでは、今起きていることの記録をつけることで、想い出を増強している側面もありますが、単に「昔のことを思い出す」こともします。
結局、「あるある」話に陥りがちなのですが、「あるある」がおもしろいのは、「まだ誰もあまりしゃべってない」けど、これ「あるある」だよね~という、「手垢のついていない」ネタこそおもしろいわけです。
みんなが口にするようになったら、それは「あるある」としての価値が低いわけ。
「プールから出たあと、水が入ったけど、熱いコンクリートに耳を付けると、じわっと水が出てきてスッキリする」というのは、「みんなが言うあるある」だから、イチイチ言う必要もないわけです。
そういうわけで、先ほど、ふと思い出したこと。
小学校の頃、「科学と学習」の「科学」を取ってたんだけど、
夏休みに、「読み物特集」って別冊の本があったよね。あるある。
↑こういうの。
あれは、今でもあるんだろうか。
結構どの読み物もおもしろかったのです。
「少年が活躍する推理小説」風のものもあれば、「SF短編」もあり。
今でも内容・あらすじを覚えている物語が複数あります。
意外と影響を受けたと思う。
「挿絵・イラストがちょっと怖い(特に動物のイラスト)」のが個人的にはどうかと思いますが、今となってはあの「味」こそが、「学研読み物特集」だったなーとも感じたり。
あの中に所収されている短編は、多くは「新作読み切り」だったんだろうと思いますけれども、どなたがお書きになっていたんだろう。
「優秀」な書き手の方々だったと思いますが、それほど「有名」でもなかったようにも思うのです。
さほど有名ではないけれども、実力のある「児童向け小説家」の方々か。
インターネットもない昔は、今より「小説」はよく読まれてましたから、「小説家」として生計を立てている方々も裾野が広くたくさんいらっしゃったのだろうなーとか。
映画「三丁目の夕日」の主役の一人小説家の「茶川」さんとか(←吉岡秀隆さんの役)。
とにかく懐かしい、「学研 読み物特集」。
今もあるなら読んでみたい。
今なら誰が書いてるんだろう。
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2024年は大変な始まり方でしたが、
これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。
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