最近とにかくハマっているもの。
NHK朝ドラ、新しいの伊藤サイリのはほとんど見てないのですが、「ちゅらさん」の再放送だけは必ず見て毎回アホみたいに泣いたり笑ったりしています。
前から思いますが、この「ちゅらさん」。
「何が面白いのか全然わからない」のに、すごく面白い。
すごく不思議。
理由がわからない。
「どこ」が面白いのかがホントにわからない。
主題歌と主演女優(子役の頃も含め)がすごくいいのはわかるんですが、それだけでこんなにおもしろいわけがない。
はっきりいって
●ベタな展開
●ベタなセリフ
●ベタな演技
その他諸々、ベタベタなベタ。
先が見え過ぎちゃって困るくらいにベタ。
わたしは「ベタ」が何よりも嫌いなのですが、どういうわけか、この「ちゅらさん」だけは、その「ベタ」がど真ん中に来る感じ。
一話も見逃せない。
今の新朝ドラとかどーでもいいのに、この10年以上前の再放送から目が離せない。
だいたい、昔も「何が面白いのかさっぱりわからない」けれども、ドはまりして没頭していたため、この先の展開は当然わかっているわけです。
しかし、一也君が亡くなったらそれだけで号泣。知ってるのに。
ゴーヤマンのことも、ライバルのコニタンが出てくることも、菅野美穂たちが出てくることも、みんな知ってるよ。
見れば見るほど、「どっかで見たようなストーリーをいくつかつぎはぎしたような感じ」だとなんとなく分析できちゃったりするのです。
そう、「元ネタがすけてみえる」ほど「ベタ」。
なんとなく「タッチ」風だったり、なんとなく「めぞん一刻」風だったり。
そもそも朝ドラの王道みたいな構成だし展開なのです。
ほぼ「新奇性」はゼロ。
よくある話なわけ。
それが「ベタ」っつてんのです。
なのに、ものすごくおもしろいのです。
すごく不思議。
何がおもしろいのかが、説明がつかない。
言うたら、こんな「パクり」みたいな話。
しかし、パクりの元ネタに精通している私からみても、そのパクり元なんかよりずっとおもしろかったりする。わけがわからない。
ちょっと「神がかってる」感じがする。
細かいセリフまわし、細かい俳優陣の演技。
全部すごくいい。
「別に新しくなくていい」から、とにかく「隅々まで魂のこもった」「脚本」なり「演技」なり「演出」なりということなのかもしれない。
これといって「ここがスゴイ」とはとても言えない。
言うならば「全部がちょっとずついい」。
すごく「普通」の「王道」なのに。
はっきりわかるのは、「主題歌」と「主演女優」だけはホントにピカイチ。
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2024年は大変な始まり方でしたが、
これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。
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