5月22日 月曜日。
午前中晴れ。
杉並区 善福寺川に沿った長大な公園、善福寺川緑地を、自転車で延々とこぎまくる。
井の頭公園なんかよりずーーーーーーっと「長い」公園なのです。
昔杉並区に住む東大卒のA君と、吉祥寺から新宿まで12キロを、歩いたことがあります。
そのときにこの「長い」善福寺緑地を延々と歩きました。
とにかくすんごい「長い」のです。
そして緑豊かで天気がいい日はすごく爽やか。散歩にはこれ以上ない場所でした。
夜は息子たちと「劇場版 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙」を少し見始めます。
二人とも中間試験前なので、イッキに見る時間はありません。
中立地帯の「サイド6」でアムロはお父さんとララアとシャア本人と会い、ミライは元婚約者と会い、テキサスコロニーでセイラはキャスバル兄さんと出会うのでした。
まさに「めぐりあい宇宙」。
わたしは「ガンダム」がそんなに好きじゃないと言いましたけれども、それは「キザでクサイセリフ」が多用されて「サムい」からなのです。「ガンダム」に限らず富野作品のほぼすべてにこの「サムさ」は共通しており、まったく「おもしろくなく」、ユーモアセンスの欠如が甚だしいのです。たとえば、ほぼ同じ年の宮崎駿監督が「ガンダム」前後に発表している「未来少年コナン」「ルパン三世カリオストロの城」の大爆笑センスとは大違いなわけです。ルパンが北の塔に飛び移るシーンは何十年経ってもいまだに色あせず毎回毎回大笑いですよね。
とはいうものの、さすが「ガンダム」とうなる部分も多く、安彦良和作画監督の絵は歴史に残る美しさで、まちがいなくエポックメイキングでしたし、観れば観るほど、物語の展開はよく練られているなーと感心するのです。「ガンダム」嫌いとか言いながら、わたしも50過ぎて何回見直していることでしょう。アホか。
毎回気づきがある。
あれ、劇場版じゃ、(わたしの大好きな)マ・クベと専用機のギャンが死なないんだっけ? とか。
カツレツキッカの3人は「おもしろ担当」で載せてたのかと思いきや、最後にそういうことだったのか、とか。
「ニュータイプ」は超能力ともちがって、宇宙の過酷な環境下で、親しい人をたくさん亡くしたりして、洞察力や理解力が、従来の人以上に研ぎ澄まされていった人ということなんだなーというのも素直に感じます。それはまるで「目の見えない人」が通常の人以上に「嗅覚」や「聴覚」が研ぎ澄まされていくことにも似ているのかもしれません。
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