大野騎手とトランスワープ。
共に初めて挑んだ天皇賞。
開門が8時と通常より1時間早まり、
現地に30遅れで到着したものの、
スタンドを埋めた観客の多さに目を覆いました。
今回は天皇陛下と皇后陛下が7年ぶりに ご来場される天覧競馬。
それは満員になっても当たり前。
東京競馬場は朝から異様な熱気した。
そして感動したのがトランスワープの馬場入場。
先入れのため他馬とは別に入場しますが
ターフに足を踏み入れたとたん、
「大野!」「大野!」「大野、頼んだぞ!」と東京競馬場に響く声援。
思わずジーンと…
ここまで大野騎手が来たか…
残念ながら今回は惨敗でしたが、
堂々とG1馬相手に 頑張ってくれました。
思い返せば…
突然フリーとなり準備していなかった大野騎手に
声をかけてくれた萩原調教師。
「初めは調教要員だけど、いつかはチャンスをもらえるはず」
そんな大野騎手に昨年の7月に条件馬だったトランスワープがまわってきた。
それから丸1年で函館記念、新潟記念と連勝、
そして誰もが思わなかったG1天皇賞に。
念ずれば花開く。
大野騎手の座右の銘が物語ったそんな天皇賞でした。