“潜伏アパート”契約書に偽名「寝耳に水」 | takuyaのブログ

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 95年に起きたオウム真理教による地下鉄サリン事件で、見張り役や実行犯の運搬役を務めていたとして特別手配されている教団元幹部・高橋克也容疑者(54)は、偽名を使用して潜伏していたとみられている。住民票を不正に使われた男性は「寝耳に水」と驚きを隠せない様子だった。

 高橋容疑者は、事件が起きた翌年の96年には信者5人で埼玉・所沢市のマンションに潜伏していた。その後、同じく特別手配されていた菊地直子容疑者(殺人の疑いなどで逮捕)と行動を共にしていたとみられている。菊地容疑者によると、02年頃まで川崎市や新横浜のホテルを転々とした後、川崎市幸区のアパートで同居を始めたという。

 高橋容疑者は、このアパートの契約をする際、他人の住民票を利用して「櫻井信哉」という偽名を使っていたとみられる。住民票を不正に使われた男性は、「全くもって身に覚えもありませんし、寝耳に水です。どこから漏れたのかなというばかりです。本当に憤りを感じています」と話している。

 アパートの契約書には、高橋容疑者の直筆と見られる字で「櫻井信哉」と書かれていた他、携帯番号なども明記されていた。菊地容疑者の偽名も同じく「櫻井」だったこともあり、2人は夫婦を装っていた可能性がある。

 菊地容疑者によると、07年頃まで高橋容疑者と同居。菊地容疑者はその後、アパートを出たが、高橋容疑者は1人で住み続け、去年12月に退去した。アパートのオーナーによると、きっかけは更新料をめぐるトラブルだったという。また、アパートの住人によると、高橋容疑者は度々近隣とトラブルを起こしていた。

 高橋容疑者は数日前まで川崎市内の建設会社で働いていたとみられ、警視庁が行方を追っている。
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