1427年の今日、2月23日


ジャンヌ・ダルク






百年戦争にてイギリスに滅ぼされかけたフランスを救うため立ち上がった少女

フランスの重要拠点オルレアンを解放したことにより

「オルレアンの乙女」と呼ばれ

後に「救国の聖女」となった。


肖像画はこちら。



1412年1月


フランス東部の小さな村 ドンレミにて農家の娘として生まれたジャンヌ


10歳の時、神の声が聴こえるようになり


13歳の時


ドンレミ村がイギリスの襲撃により多くの者が殺害された


ジャンヌは神から告げられます。


「シャルル王太子の元へ行き、フランスのために戦いなさい。」


17歳になったジャンヌはシャルル王太子と謁見ご許され


シャルル王太子の居るシノンへ向かいます。


それが1429の2月13日でした。


シャルル王太子

本来ならフランス国王になるはずでしたが


イギリスの妨害により即位できず権威を失っていました。


ジャンヌが来たと知らされたシャルル王太子は会おうとしますが


神の声を聴いたというジャンヌを異端視する家臣たちに反対されるシャルル王太子


そこでシャルル王太子はジャンヌが本当に神の使いか試す


シャルル王太子は家臣の1人を指名して自らの衣や冠を身につけさせ玉座に座らせ


自身は家臣を装い、臣下たちの中に隠れた


ジャンヌはシャルル王太子の装いをした家臣の前に案内されるが


ジャンヌはシャルル王太子ではないことを即見抜いた


周りを見渡し


家臣になりすましたシャルル王太子へ歩み寄り平伏した


「陛下、お会いできて光栄です。」


シャルル王太子は人違いと拒むが


「今は王でなくても、貴方様はいつかフランス王となられる方」とジャンヌは答えた


シャルル王太子はジャンヌを居室へ招き


2人きりで話をした


内容は未だ分からず


そしてシャルル王太子はジャンヌにフランス重要拠点オルレアンの解放を命じて


オルレアン解放軍の指揮官に任命した


1427年2月23日のジャンヌがシャルル王太子と謁見した出来事でした。



その後


ジャンヌはオルレアンへ向かう