皆さん、仕事はどんな感じですか?


俺の方は色々大変です。


17年勤務する会社の仕事


未だにミス多々ある連続


何かを犠牲に何かを得る日々



たまに仕事やめたいと思うことはあります。



でも嫌なことから逃げるのだけはしたくない


嫌なことから逃げたら


結局また同じ理由で辞める始まりになる



仕事じゃない時


休みの日、まだ楽しく過ごせてるなら大丈夫!


映画の話になりますが


「花束みたいな恋をした」



有村架純、菅田将暉 主演


終電を逃した大学生の2人




好きな映画、本、ゲーム、漫画だけじゃなくプライベートの世界など趣味が同じ2人は仲良くなった絹(有村架純)と麦(菅田将暉)


2人は一緒に暮らし始める


就活もせずにバイトしながら


麦くんは趣味のイラストで稼ぎ、絹ちゃんはアイスクリーム屋にて稼ぐ


だが絹ちゃんは広告にて働く両親から「就職しない人間は社会不適合者」と烙印を押される


ご両親からの説得により絹ちゃんは就職を決める


圧迫面接により失敗する絹ちゃん


麦くんは「したくないこと無理してやることないんだよ。圧迫面接してくる面接官なんて俺たちの好きな本を読んでも何も感じない人だよ。」と無理して働く必要はないと励ます。


絹ちゃんは麦くんの支えに立ち直り


歯科医の事務へ就職が叶った


一方、麦くんもイラストで稼いでいたバイトが減額され不満をぶつけたことにより干され


父親には実家に帰って就職しないなら、もう仕送りはしないと仕送りを打ち切られているため


麦くんは生活のために就職を決めます。


絹ちゃん以上に中々就職出来ない麦くん


頑張る麦くんを見習い、絹ちゃんは医療事務の資格の勉強をして取得


麦くんはやっとの思いで就職します。


まだ出来たばかりのネット通販会社へ



この先はネタバレになります。



これから「花束みたいな恋をした」を観ようと思う方は読まないように。


互いに就職した

絹ちゃん(有村架純ちゃん)、麦くん(菅田将暉)


望んだわけではないが生活のため


就職活動に失敗する日々が続く中

出来たばかりのネット通販会社の営業へやっと就職は出来たが慣れない営業マンになってしまい覚えることや営業のスキルを学ばなきゃならなく勉強する日々が続く麦くん


一緒に行くはずだった展示会を仕事で放棄され

「またか」と思う絹ちゃん


2人は出会い交際を始めてからの初の口論をしてしまった。


何度も行ったことある展示会じゃんと面倒くさい感じになる麦くん


就職する前だったら嬉しく行っていたのに。


絹ちゃんは仕方なく1人で展示会へ行く

終わった後、展示会の話題で盛り上がる若者組たちを見て絹ちゃんは寂しく帰る。


昔なら麦くんが一緒に居て、終わった後は展示会の感想の話題で盛り上がっていたはずなのにと

寂しい思いを感じさせる有村架純ちゃんの表情ナイス!!


その後、麦くんの友人で写真家の男性の奥さんに会いに行く絹ちゃん


写真家の男性は仕事貰えず収入なく酒を飲み荒れる日々


遂には暴力を振るったことにより


離婚してしまっていた。


初めて会った時は幸せな夫婦で肩に同じ刺青を入れるくらいの仲だったのに

刺繍まで消してしまっていた


仲良き愛し合った2人はもういないと寂しげな表情の絹ちゃん


有村架純ちゃん、再びナイスな表情!!

そんな時、絹ちゃんは離婚してしまった写真家の元妻の知り合いでイベント会社の社長の男性(オダギリジョー)と出会う



一方、働く会社で運送屋の係員男性が運送トラックを川に落とし逃走する事件が発生


運送トラックを投げ捨てた運送係員男性は逮捕された


逮捕された運送屋係員男性は動機をSNSで語っていた


やりたくない仕事を強いられ全てが嫌になって投げ捨てて逃げたくなったとのことだった。


完全に単なる嫌なことから逃げただけじゃねーか!!


そのせいで麦くんは、全てが嫌になりトラックを川に投げ捨てた運送屋係員男性の不始末の対応担当に任命されてしまい

更に忙しくなる麦くん


「全てを投げ捨て逃げられるなんて、いいっすね。」

仕事放棄して逃げた逮捕された運送屋係員男性の始末対応に苦しむ麦くんの前で軽々しく呟く後輩社員


「良くねぇよ。」

麦くんが怒る


最もだ!!


やりたくない仕事をやるから仕事なんだよ!!

それで、お金貰うんだよ!!


したいことして好きなことして、お金稼ぐなら

それは仕事じゃない


就職の大変さ、やっと働く場所を見つけた麦くんにとって


簡単に仕事辞める人間は許せないと怒りを感じる麦くん

菅田将暉くんの怒り顔、良かったです!

その時の心中、分かります。


俺も15年社会人やって転職したことはない


辞めたいと感じたことはあるが、それを理由に辞めたら同じことの連鎖


だから逃げずに頑張って来ました。


やりたくないから、嫌になったと簡単に仕事辞めて逃げる人


それは大変な中、歯を食いしばり頑張って働く人々への侮辱です!


麦くんの怒りに対し

普通なら謝罪するはずが

後輩社員は軽く「あー、そうっすね。」と今、麦くんが後始末処理を任されてしまっているんだったと知った感じで呟き帰る


麦くん、怒りを爆発させ手元にあった書類を握り丸め去る後輩社員に投げつけようとしたが抑えた


その時の怒り

菅田将暉くんの荒れた怒りの表現

凄かった。



その日の夜、麦くんは職場で寝泊まりする

気分転換にスマホゲームでパズドラするも

気分が乗らず


家に帰っても仕事のことで頭がいっぱい

俺も今、ハマっているが

絹ちゃんはゴールデンカムイを読んでいた



絹ちゃんはもちろん。


麦くんもハマっていたはずでしたが


「ゴールデンカムイ、もうこんなに出てるんだ。」

麦くん、無関心気味に呟く


「うん。今、めっちゃ面白くなってきてるよ!」絹ちゃんは勧める


だが麦くんは興味なさげに放り投げる

ゴールデンカムイに無関心!!??

そんな夜

麦くんは絹ちゃんから、ある話を切り出された


絹ちゃんは今の仕事辞めてイベント会社へ転職することにした

派遣になるため給料は今より減るが

今やっている歯科医の仕事は向いていないために転職を決意

まあ1番の理由は合コン強要され

更には話が合わない人たちばかり

要は人間関係が1番の理由な感じはありますが


麦くんは反対する

「いや何の為に資格取って就職したの?」


絹ちゃんは話を続ける

「そうなんだけど、他にやりたいこと見つかったからさ好きなことして働けたらなと思って」


麦くんは答えた

「歯科医事務の仕事は向いてない?じゃイベント会社の仕事は向いてるの?それに好きなことしてお金稼ぐなんて、それって仕事じゃないじゃん!遊びじゃん!!」


麦くんの言葉、ごもっとも!!


仕事は大変なことして毎日悩んだり嫌なこと我慢して働くから、お金貰えるんです。


遊びで、お金稼いだら

それは仕事じゃありません!!

もしも、それでお金稼ぐなら

当然、プライベートは無くなっても文句は言えない


芸能界が良き例です!


役者、芸人、歌手、アイドルにしても

皆なりたくてなったか?夢だったか?

心中は分かりません。


もしも好きでやっているなら

当然、仕事オファーが多数来てプライベート無くなっても文句は言えない

好きなことして、お金稼ぐわけですから。

言うと失礼ですが

大体は大変だ嫌だと思いながらも我慢して仕事で我慢して顔に出さずにやってると思いますよ。



麦くんは更に説得を続けた

社会人らしい説得でした。

「仕事は遊びじゃないよ。そりゃー俺だって営業やってて嫌なことあるよ。大変なことあるよ。契約先の客に頭下げて尽くしても死ね!って唾吐きかけられて俺、頭下げるために生まれてきたのかな?って思う時あるよ」


そんな社会人らしい麦くんの説得に


絹ちゃんは猛反対

「何で、そんな酷い人に尽くすの!?そんな人、私たちが好きな本の作品読んだって何も感じない人だよ!!」


すると麦くんは語り出す

「俺もう何も感じないのかも。ゴールデンカムイだって、もうこんなに出ていてたのも知らなかったし読む気にもなれない。今でも読んでる絹ちゃんが羨ましいよ。」

「読めばいいじゃん!息抜きすればいいじゃん!!」
絹ちゃんは告げる

すると麦くんはグレながら答えた
「息抜きにならないんだよ!!頭の中に入ってこないんだよ!!パズドラしか、やる気しないの!!分かる!!??」

それでも頑張って働いてるのは全ては絹ちゃんと暮らすため

麦くんは更に社会人らしい説得を続けた

絹ちゃんとの暮らしを守りたい気持ちも込めて

「ずっと一緒に居たいから、そのためにやりたくないことやってるんじゃん。」

対して絹ちゃんは


「私はやりたくないこと、したくない!!」



有村架純ちゃん、好きで観た映画でしたが


やりたくないこと、したくない!!

有村架純ちゃんには申し訳ないが

この発言には流石にイラッと来ました。


やりたくないことするから仕事なんだよ!!


菅田将暉くんの麦くんの言い分が正しい!!


社会人13年、転職せずに働く俺には麦くんの言葉は最も!!

だが、やりたくないことしたくない

転職経験ある人たちには多分

有村架純ちゃんの絹ちゃんの言い分も分からなくはない


絹ちゃんとの暮らしを守りたい一心で、やりたくなくてもやる仕事をやる麦くん


やりたいことやって、好きなことで金を稼ぎ生きたい絹ちゃん


どちらの言い分が正しいか?


観てる人によって考え方、捉え方

尊重するのは、どっちか?

考えさせられました。


麦くんの言い分は頑張って一筋の仕事やる者にしては正しいと思えます。

だがプライベート潰してまで

ましてや気持ち休まらない、何をしても気分転換にならない

そこまで気持ちに落ち着きないくらいの仕事だったら考えたほうがいいと思えます。

去年

三浦春馬くん、芦名星、竹内結子さん

今年は上島竜兵

自殺してしまいました。

三浦春馬くんは両親の関係が原因とありましたが

他の芸能人は未だに不明

だが彼らが自殺した際に必ずあったのは

「心の悩み相談、1人で抱え込まないように」

芦名星は分からないが

竹内結子さん、上島竜兵は人気絶頂の時

何故、自殺なんて?

我々の知らないところで仕事に病んでしまっていたのか。

プライベート何も気分が休まらなかったのか?

プライベート何も楽しめず、心休まらなくなる状態になる仕事だったら

仕事本当に考えたほうが、いいと思えました。

「花束みたいな恋をした」の麦くんが良い例です。