中学聖日記、第10話

学校を辞め家に帰る聖ちゃん(有村架純ちゃん)

すると家には元婚約者 勝太郎(町田啓太)が来ていた。


お母さんに聖ちゃんと会って話をしてほしいと頼まれたらしい

勝太郎は聖ちゃんが教師を辞めたことを知り黒岩くん(岡田健史)のせいだと責める

「もっと前に教師諦めなきゃいけなかったのに、しがみついてたの。今のままだと迷惑かけるから。」

聖ちゃんは黒岩くんとのために自分を見つめなおそうとしていた。

そんな聖ちゃんに勝太郎は!?


勝太郎は海外赴任が決まり一緒に来るよう誘う

だが聖ちゃんは「離して。」と断る。

昔なら勝太郎の抱擁は癒しだっただろう

だが今は聖ちゃんの心の中には黒岩くんが居る


勝太郎、察しよう!!


勝太郎は原口さん(吉田羊)と別れたことを告げる


未だに聖ちゃんを気にかけている

このまま黒岩くんと居たら

おかしい奴と思われる

だからこそ一緒に来て欲しい!

そうすれば周りから何も言われない!

勝太郎は聖ちゃんを説得する


聖ちゃんは真っ直ぐに答えます。

「分かってもらえるなんて思ってない。」


もう覚悟を決めて生きることを選んだ目をしています。
(^ ^)


そして、聖ちゃんは職探しを始めるが

学校を二度も短期で辞めた故に雇い先が見つからない。

聖ちゃんも28歳

職探しは厳しい

今年で俺は33歳

更には自然気胸で左右の肺を

右3回、左2回と計5回の手術歴あり

病気持ち


28歳の聖ちゃんが職探し厳しいなら


俺はもっと厳しいな。


聖ちゃんは黒岩くんに携帯を買ったからとメールを送る

黒岩くんは大喜びするが、そこに"ある人物"がやって来た


聖ちゃんが家に帰ると職を無くした聖ちゃんを心配しお母さんは放心状態

聖ちゃんは一緒に居たら迷惑をかけると思い自立を決めるが

安いアパートを見つけるが家族か友人の保証人が必要

聖ちゃんは勝太郎の勤め先の前に立つ

だが黒岩くんとの恋を反対する勝太郎を頼ることはできない

帰ろうとした時、一人の人物が声を掛けた


勝太郎の上司 原口さん(吉田羊)だった



聖ちゃんは原口さんに部屋を探してる経緯を語り保証人になってくれないか頼む。


「変わったね、聖ちゃん。強くなった。」
原口さんは聖ちゃんを褒める


「その逆です、もうボロボロです。」
聖ちゃんは弱音を呟く


そんな聖ちゃんに原口さんは告げた

「でも勇気ある。人の目を恐れ正しく生きる臆病者と罵声を浴びながら何かを得ようと戦う勇者。私は勇者の味方。」

原口さん、聖ちゃんの生き方を応援し更には味方をしてくれて頼もしい!

聖ちゃんは部屋の保証人を得た

その日の夜、黒岩くんから連絡が入る

進路、聖ちゃんについて考えていたが

今は進路のことで聖ちゃんのこと考えられない

聖ちゃんを邪魔者扱いするようなことを言う黒岩くん

「なんか冷めた、引いた。もう終わりにしょう。」

まさかの黒岩くんからの別れ!!??


黒岩くん、何を考えてる!!??


聖ちゃんは黒岩くんの恋に応えたのに!?


今更なんだよ!!??

黒岩くんに怒りを覚えた


翌日、聖ちゃんは原口さんと部屋の下見に来る

原口さんが声を掛けるが聖ちゃんは呆然

聖ちゃんは黒岩くんから別れを告げられたことを原口さんに告げた

聖ちゃんは笑い語る

こんな大の大人が本気で寄って来たら引くの無理ない

原口さんは聖ちゃんに寄り添い言います。

「泣いたっていいんだよ。何も無いってことは何からも自由ってことなんだよ。」


そして聖ちゃんは堪えていた悲しみが耐えられず溢れたかのように静かに泣いた


自然な表情で静かに流した自然な悲しき涙

架純ちゃんがきいちゃんと重なりました。



そして、原口さんは更に何かを知ったのか慌て聖ちゃんの元に来た

ハローワークの職員を名乗り

スネ夫のママみたい!
(^ ^)


そして聖ちゃんを黒岩くんが行っているオープンキャンパスの大学へ連れて行く


原口さんは中で黒岩くんと会うことになってるから話をしてくるよう聖ちゃんに告げる


だが聖ちゃんは別れを告げられ話すことはないと躊躇う


そんな聖ちゃんに原口さんは言います。

「なんで?聞かないの?謎だらけじゃない!なんで急に冷めた?なんでもうよそうなの?なんで!?おかしくない?なんでって思ったら追求するのよ聖ちゃん。」

原口さんは聖ちゃんに黒岩くんと向き合うよう告げます。

でも聖ちゃんは躊躇う


原口さんは怒り告げた

「全てを捨てて彼だって決めたんでしょ!!なのにこのまま終わっていいの?せめて顔見て最後、話すんじゃないの?今、逃したら二度と会えないよ!戦え、聖!!」

原口さんは聖ちゃんの背中を押してくれました!


まるで聖ちゃんが去る際に黒岩くんの背中を押した丸坊主の親友を思い出しました!


そして、聖ちゃんは黒岩くんのところへ駆けて行きます。


中学聖日記

最初らへんは黒岩くんが聖ちゃんへ走ったが

今度は聖ちゃんが黒岩くんへ走りました。




今までは黒岩くんが避けられても嫌われても聖ちゃんに向かって駆けて行きましたが


今度は聖ちゃんが黒岩くんに避けられても向かって駆けて行く番が来たみたいに感じました。


黒岩くんは聖ちゃんから離れようと逃げるが聖ちゃんは追い

そして告げる

「最後に教えて!行きたい学部、何に興味を持ったのか?どんな将来を見つけたか?それだけ最後に教えて。」

聖ちゃんは別れる理由を聞くより、黒岩くんの進路を聞き

そして別れようとした


黒岩くんは聖ちゃんを見つめ問う

「先生は教師、あきらめるんですか?」

聖ちゃんは唖然となった


黒岩くんは思い詰めながら語る
「また学校、俺のせいで辞めて。もうこの先、先生をやらない気ですか?」


聖ちゃんは驚く、黒岩くんには話してないのに

何故、学校を辞めたことを知ってるのか?


黒岩くんは経緯を説明する


聖ちゃんから初メールが来た時、一人の人物が現れた


勝太郎だった


勝太郎は黒岩くんに聖ちゃんが学校を辞めたこと

黒岩くんのせいだと責める

「君はまだこれからだ!夢、目標いくらでもある。だが聖には何が残る?」


それを知った聖ちゃんは黒岩くんが急に別れを告げたのを理解した


黒岩くんは何故、学校を辞めたことを黙ってたのを責める


聖ちゃんは黒岩くんに心配かけたくなかったからと答えるが



「先生のそういうところ、すっごく!くだらないと思います。」

黒岩くんは怒り思い詰め呟く

「僕には何もできない、離れることしか。」


聖ちゃんから全てを奪い苦しめてる、何も出来ない非力な自分を

聖ちゃんを苦しめてる自分自身を責める黒岩くん


黒岩くんの愛に応えた聖ちゃんを簡単に捨てた黒岩くんに怒ったが


過去に聖ちゃんが黒岩くんを邪険にし追い払った時もそうだったが


自分の存在が好きな人を苦しみてる

そう思うと自分の立場が危うくなると黒岩くんを邪険にしていたときの聖ちゃんを責められませんでした。


聖ちゃんから仕事を奪わせ苦しめてるなら

聖ちゃんを苦しめたくない!


そう思い聖ちゃんと別れようとした黒岩くんを責められない自分が居ました。


俺も好きな女性を苦しめてしまいました。


黒岩くんは聖ちゃんに願います。
「先生辞めてほしくないんです!楽しいよって笑ってましたよね?」


黒岩くんは第1話で聖ちゃんと初めて会い進路相談した際の話を思い出していた

「教室で『おはよう。』と言うだけで元気が出る。クラスで食べる給食美味しいって。あれだけ好きだって行ってた仕事、あきらめてもいいんですか?後悔してほしくないんです。」

黒岩くんは告げた


聖ちゃんは何か答えようとするが

黒岩くんはお母さんが来たのを目撃し

聖ちゃんと居るのを見られたら、聖ちゃんが危うくなる!?


そう思い黒岩くんは聖ちゃんの手を握り走る


第2話を思い出しますね。
(^^)


そして二人は夕日が見える静かな場所へ行き

聖ちゃんは語り出します。

「黒岩くんの言う通り先生っていう仕事、大好きだった。でも、前に話したこと覚えてる?」

黒岩くんは聖ちゃんを見つめます。


聖ちゃんは3年前、進路が決まらない黒岩くんに言いました。

「なりたい自分になって、その前の前に今居ると思ったら行きたい学校見えてこない?」

黒岩くんは覚えていました。


あの時は分からなかったが

今、ようやく分かりました。


黒岩くんは聖ちゃんの、この言葉を聞き現在の偏差値高い有名高校へ進路を決めました。

何故か?


黒岩くんは聖ちゃんと結婚し一緒になりたい!

だが、それにはどうしたらいいか?

聖ちゃんと結婚し一緒になる前の前に居ると想像し


聖ちゃんと結婚するには周りが何も言えないくらい立派な大人になるしかない!


そう考え、偏差値高い有名高校へ行き更には有名大学へ行く決心を固められた


聖ちゃんは黒岩くんに生きる道を照らしてくれた希望だったんですね。
(^^)


そして聖ちゃんは話を続ける

「私も考えたの。どういう自分になりたいか?嘘のない、そのまんまの自分で居たい。何がどうなっても自分の責任だって受け入れたい。黒岩くんの隣に居たい。」


聖ちゃんは黒岩くんに告げました。


聖ちゃんは確かに教師を辞めた


でも、教師を辞めることになったことで聖ちゃんは黒岩くんを責めた?


教師を辞めてしまったが

それ以上に大事なことを気づけたんだと思えますよ!


進路が決まらなかった黒岩くんを導き希望になった聖ちゃん


今度は黒岩くんが聖ちゃんの生き方を考え直し新たな生き方を教えてくれたんだと思えます。


二人は共に居たいと願うが


そこに警察が!!??


そして

最終回を迎えてしまいます。