ここ1,2週間をかけてチベットに住んでいる絶滅危惧種のシカを追っているリアルドキュメントがTVで放送されている。

ココシリと言う地方で標高4000mくらいだが、野生動物がまだたくさん残っている場所である。

放送ではある場所から最終地点に到着するのを追っているようだ。


ある場所で私はムカつきを感じた。

車が通るハイウェイが横たわっているのだが、それが5mくらいの高さがあるのである。

もちろん脇は斜面になっていて人や動物が歩いても横切ることができる。


しかしシカはとても臆病な生き物である。

高さがあることで向こうは見えない世界。

上まで登ってもいつもと違うコンクリートの地面。


私が深夜ばあちゃんの家の2階に行くくらいの、ひとりで心霊スポットを歩くくらいの勇気がシカにも必要であろう。

それを司会者は「がんばれぇがんばれぇ」と言っているのである。


いやいやお前らが道を高くしたからしけんとやろがぁむかっ

問題はあるかもしれんけど、草原と同じ高さにすればシカも上に書いたような勇気まではいらんばいグー

(ヒトシ マツモノ の許せない話に投稿したいです)


いや~見ていて腹が立ちました。

シカの遥か後では渡るのを見守るようにたくさんの関係者達が。

その隣には発展を象徴するかのように高電圧の塔が延々と聳え立っています。

こんなん造らんなら安っぽいお涙頂戴はいらんのやけどねぇ


今回の新幹線事故もですが、最後は弱いものが被害を被る事になります。

便利さを追求するのもいいですが、急いで成長していってもあとで大変なことになります。

1年くらい前倒しで完成させていますからね。

もう少し計画性を持って行わないと何かが起こった時には後の祭になっちゃいます。


利便の先には不便なこともあると言うことを考えながら進んでいってもらいたいです。


結局シカは前に進みながら後退しての繰り返しで渡ることができました合格