皆さん!こんばんは!。
拓哉です!。
今、病院の個室にコーヒーメーカーを持ち込んで、
お見舞いにもらった高そうなケーキと
一緒に食べようとしているところです!。
それにしても、正樹の薦めで検査入院する事になったけど、
この病室!広すぎ~
どう見ても、20畳はあるよ!最上階だし・・・!
なんだか~!!・・・・・落ち着かない・・・・・
!
正樹は、入院費や検査費を
「金は、いらないから、たまには、ゆっくり休めよ!」
と言うけれど、かなり育った環境が違うのだろうか?!
(ちなみに、由紀との新婚旅行は、
ファーストクラスで行くフランス旅行だって!)
スイマセン!話が脱線してしまいました!。
昨日、寝ていて、今までで、ただ一度!
会社のみんなのいる前で、大声を出して、本気で、その娘に告白した
会社の飲み会の夜の夢を見てしまった!
今から16年前!20歳だった僕は、大学を退学になり、
就職活動をしていた時だった!。
たまたま見たビーイングで商品先物の営業職の面接を
受ける事になってしまったのだ!。
僕「気が進まねぇ~なぁ」
と、断るつもりで、六本木にある北辰商品という会社に、向かっていた
北辰商品に着くと一人の受付嬢が出迎えてくれた!。
受付嬢「いらっしゃいませ!面接の進藤様ですね!お待ちしてました」
その時!生まれて初めて!
一目惚れ
というものを、体験したのだった!。
僕「なんなんだ?この感覚
!」
心臓が、今まで経験した事のないぐらい、ドキドキ
した!
(この会社に入っちゃおう!)
北辰商品のドアを開けて、わずか10秒で、入社を決めた!。
その後の面接なんて、まったくの上の空!
バブルの頃だったから、誰でも就職できる時代だった!
正直!その娘を彼女に、したいが為に入社したようなものだった!。
それから!面接を終えて、その娘の名前を確認した!
(だって、実は、そっちの方が重要だったから)
名札には中原聡美という名前が書いてあった!。
中原さんかぁ~カワイイ~!!。
年齢は、4つ上のお姉さん!
芸能人で、いうと鈴木京香さんをキュートにした感じ!
入社してからは、用も無いのに、話に行ってしまっていましたね!!。
(はっ、恥ずかしい
)
中原さんから、「頑張ってくださいね」
なんて、言われた日にゃもう天にも昇る気持ち!!。
しかし働く動機が不純なだけに成績は、全然上がらずに、
半年が過ぎ、年末の忘年会を迎えた!。
その忘年会の席で中原さんの隣に座らせてもらい、
いよいよ僕は、一番聞きたかった核心に迫った!
僕「中原さんって、彼氏いるんですか~」
と聞いたら、なんと中原さんが、泣き出してしまった!
大慌てですって
!どうしよう
!
すると、同期の女の子が
「中原さん!彼氏から、別れを言われたばっかりなんだよ~」
と耳打ちしてきた! (そういうことだったのか・・・・・)
それを聞いた僕!
僕「中原さん・・・・・!」
中原さん「何・・・・・」
僕「俺・・・・・!誰よりも中原さんが好きっス」
中原さん「進藤君の気持ちは嬉しいけど、
進藤君!彼女いるでしょ?」と一瞥
実は、その時に付き合って欲しいと言われていた
取引先の受付嬢を彼女だと勘違いしているらしい!。
そして、僕は立ち上がり、大声で叫んだ!。
僕「彼女なんて、いないよ!もし?いたとしても、俺は
なにもかも捨てても、中原さんだけが欲しい」
それから、中原さんの耳元で、囁いた!。
僕「もしも!彼氏が忘れられなかったら、
忘れられるまで、俺は待つから!」
中原さんが微笑んでくれた!。
逆に、中原さんが耳打ち!
中原さん「嘘でも嬉しいよ~」
勿論!僕も満面の笑顔!。
それから二人で楽しく飲んでいると、突然!酔った中原さんが
「ねぇ~!拓哉くん~!これ!歌ってくれる?」
指定された曲は!久保田利伸の
クライ オン ユア スマイル
涙さえも こらえて あどけなく 気をそらした
君は昨日より 高い空見上げてる
今 誰より 夢を見て
風よける コートも なつかしい 悪ふざけも
君を暖める 言葉さえ言えなくて
見つめる前に 抱きしめてしまうよ
And I cry on your smile
これ以上 何もいらない
何も残せない 君の為に
You just tried to be mine
たとえ何も 変わらなくても
君だけは 止まらないで
誰のものでもない
そのままで・・・・・!
傾いた プレイト そのままに ドアを閉めた
月の光 身を沈め 眠りたい
君の優しさ 忘れないでいたいよ!
And I cry on your smile
笑顔だけ 思い出すから
君はひとりでも だいじょうぶさ
You just tried to be mine
たとえ 何も 見えなくても
君だけを 探している 遠い瞳のまま
涙は止まるけど・・・・・
And I cry on your smile
これ以上 何もいらない
何も残せない 君の為に
You just tried to be mine
たとえ何も 変わらなくても
君だけは 止まらないで
誰のものでもない
そのままで・・・・・!
歌っている最中に中原さんが、号泣しだした・・・!
(たぶん、元カレを思い出して、泣いているんだろう・・・・・)
それにつられて、僕も泣きながら歌っていた!。
困った事は、昨夜の一件で僕は、一躍、会社の有名人だった!
赤い顔をしているのは、僕と、中原さんだけ・・!
その日のお昼休み!。
お客様の所に行くのに、受付で車のキーを貰う時に
中原さんから、キーと一緒に小さな手紙を渡された!。
そこには、こう書いてあったのだ!
「拓哉くんが、ずっと私を想っていてくれたなんて
思わなかったから、かなりビックリしたけど、
本当に嬉しかったよ!今すぐには、無理だから、
もう少し待ってほしいの・・・・!
それから、今日!仕事が終わったら、
二人きりで飲みに行きませんか?
返事の電話!くださいね」
やった~~~~~
!
目の前に、花火が舞った!
そして!一緒に飲みに行き、最終電車の中でキスをした!。
ちょうど一ヶ月後!僕と聡美の付き合いが、スタートしたのだった!。
おそらく!
かなりの未練を残しているであろう元カレの影に怯えながらの・・・!
次回は、第二話!
好き過ぎる故に聡美の表情や言動を判りすぎてしまう
僕の初めて味わった恋愛の苦悩と葛藤を書いてみたいと、思います!。