同世代!!(LA生活17日目) | たくや闘魂のLA生活

たくや闘魂のLA生活

2011年11月からLAでの生活をスタート。
約1年間の滞在期間中の日々の取組み・感じたことを綴っていきます。

本日は、ガーデナという地域にある支店で、一日滞在。

朝は店内ミーティングに参加させてもらい、ミーティングの雰囲気を味わった。

イメージは日本での朝礼とスタイルは同じだけど、支店長等の管理者が積極的に発言をし、店内全体のコミュニケーションの円滑化をはかろうとしている感じは強く受けた。
(日本でも同じだと思うが、自分は支店経験から随分離れているので、当時の記憶は支店長との距離を感じたけど、こちらでは距離感がなく感じた)


支店長(日本人)とランチ・ディナーを一緒にさせて頂き、支店長が仕事を通じて得た、重要と感じている気づきを教えていただき、自分も共感できたこと。

1.支店長の大事な仕事は、部下を信頼し任せること
2.適正な人事を行い、スタッフを強くすること(大きな支店になると、支店長一人のパフォーマンスで、業績を維持することは困難と気づいたそう)


また、日本人が、アメリカでビジネスで戦っていく上で重要なことは、

1.アメリカで上の立場として、ビジネスを円滑に進めていくためには、単に英語が上手いという
 ことではなく、ビジネスの交渉ができ、日系人・非日系人に対して立ち振る舞いを切り替える
 ことができる人材になる必要があるとのこと
 (日本人の良い点とアメリカ人の良い点を兼ね備えることが重要)
2.会議・研修の場において、質問・意見を言わないことは、決してプラスにはならず、
 的をえた質問・意見を発言できる習性を身につけないとチャンスが巡ってこない

とのこと。


最後に、LAでは、多様な人種が混じっているが、実は同じ人種で群れることが多く、決して、多様な人種が混ざっている訳ではないよう(サラダボールという表現をされていた:要は、野菜をボールに入れてドレッシングをかけても、結局全ての野菜にドレッシングはかからないという表現)。

ただし、各ボランティアや宗教団体では、多様な人種が混じっている場面で、そこにはアメリカの良い部分が見えるのではないかとのこと。
自分は、宗教は分からないが、積極的にボランティア等に参加して、ビジネス以外の部分でのアメリカの良い点を感じていきたいと思う(家族を来ている機会があれば、一緒に参加できたらと思う)。


という支店長は、日本人で自分と同じ1977年生まれ。
仕事への愛着・熱いハート・高い向上意欲は、見習うべき点と感じた。

自分と決定的に違うのは、自分の進む・目指す道を明確に理解し、突き進んでいることは非常に羨ましくもあり、この1年で自分もキャッチアップできるよう努力していこうと再認識。


全ての面で、日本に比べアメリカが良いとは思わないが、こういった熱い同世代の日本人が、日本で出会わずに、アメリカで出会えたことに、不思議な気持ちになった。


自分の考え方、メンタリティーは、もしかしたらアメリカ寄りなのかな?
と感じつつもある一日であったと思う。