昨日の続き。
そのまま屋外ソファで数時間寝てしまい、8時前にフランス人の友人に起こされて目が覚めた。今日はお散歩メンバーであるロシア人二人がニューヨークに向けて発つ日で、朝からビーチにみんなで行く約束を前日寝落ちする前にしていたので、フランス人と僕は一旦部屋に戻りシャワーを浴び、再びソファに戻りしばらく待っているとロシア人二人も部屋から出て来た。みんな4時半まで起きていたのによくも起きれたもんや。

ホステルからビーチへ歩いて行き、海に入ったり砂浜で寝たりとそれぞれ思い思いに1時間ほど過ごした。朝日が水面に反射してきれく、気温もまだそこまで高くなく実に気持ちのいいビーチだった。再びホステルに戻り朝食を食べると、ロシア人二人は部屋に荷造りに、フランス人は一旦部屋に戻り、僕はお気に入りのソファで携帯をいじいじしていた。

11時半になるとロシア人二人はチェックアウトを済ませ、ホステルを去って行った。フランス人の彼はどうやら寝てしまったようでお見送りには来れていなかったので、去り際には3人で写真を撮りハグして別れを済ませた。ホステルの前まで見送ったが、去って行く二人を見るのは本当に寂しかった。せっかく仲良くなったのに数日で別れ、おそらくもう会うことはないと思うと込み上げてくるものがあった。このホステルではたくさんの出会いがあって仲良くなれるが、その分別れもあるのが本当に悲しい。

その後は彼女とスカイプしたり昨日の分のブログを書いたりして過ごし、昼ご飯はブラジル人の一人が買いすぎたからとお裾分けしてくれたフライドチキンとポテトで済ませた。その後もビリヤードしたりDJソフトと向き合ったりしてホステルで過ごし、夕方頃には睡魔に襲われて仮眠を取りに部屋に戻った。

今日も午後6時からBBQでチーズバーガーという豪華なフリーの夕飯があったので、6時過ぎに友人が起こしに来てくれて共用スペースでおいしく頂いた。睡眠不足&朝から海ではしゃいでへたばっている僕に二つ目のチーズバーガーを持って来てくれたりと何かと気を使ってくれる友人には本当に頭が上がらない。感謝。そんな友人もあと5日で先に帰国してしまうことを考えると寂しくなる。うすうすもうすぐ一人になるな~と思い出していたが、今朝のロシア人2人組との別れで押し込めていた感情が噴出した感じかもしれない。今回の旅では慣れない環境での疲れもあり普段以上に自己中っぷりを発揮して振り回してしまっているのに、文句も言わず付き合ってくれる友人の心の広さに気付けた。良い友達を持って良かった。

その後はこうしてブログを書いて過ごしている。今はまだ午後8時過ぎだが、あとはビリヤードやらなんやらして早めに寝るだけになると思う。
明日はついに5泊したこのホステルを去って違うマイアミのホステルに移る日である。チェックアウトのときに泣いてしまわないか心配やwそのくらいこのホステルでは色々なことを経験したし、たくさんの友達が出来て色んな思い出が出来た。とまあこんな感じに哀愁的になってしまっているところで今日の記事は終了!
8日目の夜から。
結局ホステルの共用スペースでダラダラしていたのだが、特に仲良くなったロシア人の二人組が夜の散歩に出向くというので、特にすることのなかった僕とフランス出身の黒人の4人で当てもなくホステルを出た。とりあえず繁華街が集まっているWashington Avに向かい、夜にもかかわらず賑わっている通りを話しながら見て楽しんだ。さらに1ブロック進んだオーシャンドライブにも行ったのだが、そこもまたクラブやカフェ、バーが並ぶ通りで、道路まで音が漏れているどころか、外でパーティをしているところもあり歩いて通るだけで様々な音楽が聞こえて来て雰囲気が味わえ本当に楽しかった。およそ2時間の散歩を終えてホステルに戻った頃には1時を過ぎていたのでそのまま部屋に戻り就寝。



9日目も規則正しく9時前には起き、シャワー、身支度、朝食とこの数日と同じ流れをたどり、予定通り10時過ぎにはホステルの目の前にあるバス停から乗車。今日は空港に向かい空港周りにあるきれいな町並みや、ショッピングモールを見てまわる予定だった。…予定だった。

空港はホステルからはけっこうな距離があり、乗り換えが必要だったのだが何故か空港行きのバスに乗り換えようと乗車した途端、運転手に"このバスはちがう"的なことを言われ降車させられた。すでにそのバスを灼熱の中長時間待っていたので、その一件で一気に空港まで行く気が失せ結局友人と歩いてホステルに戻ることに。

その帰り道にリンカーンロードというショップとカフェが連なる通りを通っていると好きなお店やお土産屋があったので、いくつかに入りまたいくつか求めていたものを買った。さらには靴屋で一目惚れの一足を見つけてしまいかなり節約生活しているにもかかわらず高価なものを衝動買いしてしまった。まあ、カードで買って手持ちは減らしてないし、そこまで高額ではなかったし、日本に帰ってからヘビロテになるのは間違いないし大丈夫!笑

友人も靴を探していたのに良い一足には出会えず、結局一人上機嫌でホステルに戻った。昼食はストックしていたトーストで済ませ、昼からは僕はパソコンでDJソフトに向かい、友人は一人靴を求めて先日行ったベイサイドマーケットプレイスに。あっという間に夕方になると、友人も帰ってきており最近ハマりつつあるビリヤードをしつつ、チェックインして来た新入りたちと話した。本当にこのホステルに来てからよく思うのだが”Where are you from?”から始まる会話で色んな国の人と仲良くなれるのが本当に楽しい。今回の旅のテーマが"色々人に話し掛けて仲良くなり、英語力を上げる”ことを掲げていたがまさにそれを達成し、その満足感を味わっているところである。今日1日だけでオースタラリア人の日本語が少し出来る女の子、小生意気で金持ちだと自分で豪語する20歳のマケドニア人、どっから見てもイケメンでしかないスウェーデン(かどっかその辺)出身の男性、他にも全員の情報は覚え切れていないが、ブラジル人やフランス人その他多国籍の人たちと仲良くなれた。
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週末の金曜だったので宿泊している人の多くがクラブに出向く予定で、みんな共用スペースにたむろしていた。週末のクラブを見たかったし、さらに特に仲良くなった昨晩のお散歩メンバーもみんな行く予定でしきりに誘うので本当に行きたかったのだが問題はお金だった。イベンターらしきおっさんが水曜にも行ったので本来より10ドル安い25ドルにしてやると言ってくれていたが、すでに靴も買って贅沢してしまっていたのも引っかかっていたし、25ドルあれば1日は裕に過ごせるのでかなり迷っていた。

最後の最後まで迷っていたが、みんな出発するときにお散歩メンバーが強く誘ってくれたので滑り込みで行くことを決めた。ドレスコードがあるので慌ててシャツに着替え、買ったばかりのブーツに履き替えホステルを飛び出た。イベンターのおっさん先導でみんなでバスで向かったのだが、着いた瞬間IDを忘れたことに気付き、慌てて走ってパスポートを取りにホステルに戻った。再びクラブに走って戻った頃には汗だくで店の前で待ってくれていたみんなに"sexy"だの”good perfume”だの皮肉やら野次やらを飛ばされたw

IDチェックを済ませクラブに入ると水曜とは全然違っていた。箱が違うからっていうのも抜きにしても、やはり週末だからか人も多く活気があり全然違った。0時まではイベンターのおっさんのおかげでウォッカベースのカクテルは飲み放題となっており、お散歩メンバーに小生意気なマケドニア人と水曜に仲良くなったブラジル人を加え、主にその6人で勢いよく飲んでいた。(ロシア人二人はお酒は好きじゃないらしくあまり飲んでいなかったが)
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いい感じに酔いもまわり、みんなで踊りまわったり騒いで本当に楽しく過ごした。途中、休憩でバーカウンターの前で休んでいたら一人のバーテンダーがフレアバーテニングを軽く披露しており、それがすごかったので拍手をしてもっと見せてくれとばかりにバーカン前で待っていたら、要望に応えてくれ、さらにもう一人のバーテンダーが加わり凄まじいフレアバーテニングを披露してくれた。本当に凄まじかった。瓶の口に紙のようなものを押し込み火をつけ、それで曲芸師顔負けのジャグリングをしたり、バカルディラムを口に含んでそれを日に吹きかけ大きな炎を作ったり。そのパフォーマンスが終わる頃には踊るのも忘れ、バーカウンターの前には大勢の観客がいた。僕のバイト先のクラブではフレアバーテニングは禁止されているが、帰国した際にはマネージャーにこんなに素晴らしかったし盛り上がったと説明して、是非取り入れるべきだと進言しようと思った。それくらい印象に残ったし、一端のバーテンダーとして参考にもなった。バーテンダーでもここまで客を楽しませられるものなのかと。
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他にも初めてポールダンスも見たし、途中おそらくイベンターのおっさんの計らいでVIPエリアに入れてもらい、ちょっとお高いGREY GOOSEのウォッカを振る舞ってもらったりと本当に楽しい夜だった。3時半頃にはお散歩メンバー+小生意気マケドニアンと店を出て、小腹も空いたのでピザを食べた後ホステルに歩いて帰った。ホステルに帰った頃には4時半をまわっており、しかもかなりの量のお酒を飲んで泥酔寸前だったのでホステルの共用部分の屋外に置いてあるソファに座るとそのまま眠りに落ちてしまった。

9日目はここまで。
まずは7日目の夜から。
ホステルの共用部分で23時くらいまでビリヤードしているのを観戦しつつ、主にロシア人の二人と話していた。23時になるとホテルに出入りしているイベントの関係者先導でバスに乗りクラブに向かったが、この日はあいにくの雨でクラブに着く頃にはビショビショに。

かなり厳重なボディチェックで股間を叩き上げられて跳ね上がったのは余談だが、中に入るとそれはそれはVIPがフロアのほとんどを占めているフロアが。しかも大した大きさでもないフロアに対して3つもバーがあり、バーの中にはポールダンサーもびっくりの衣装を着た黒人の女性バーテンダー。中央のVIPエリアのドアマンは192センチもある僕が見上げなければいけないほどの巨体の黒人セキュリティに、フロアの中央奥には二段になったDJブースおよびVJブースがあった。スピーカーは四方に一つずつあり、低音はかなり出ていて音自体は良かったのだが、この日はHIPHOPのイベントだったためあまり知っている曲もなく、また雨で濡れた服に嫌がらせのような効き過ぎの冷房で瀕死状態だった。

とりあえず一杯くらいは飲もうと頼んだジャックコークは12ドルと高額で、しかもどう考えても配分ミスとしか思えない濃さで全然飲めない始末。平日だったためかピークタイムになっても大して人も入らなかったので1時半頃には友人と早々と撤退してホステルに帰り就寝。


今日は昨日2時には寝ていたので9時頃には自然と目が覚めた。それでも少し疲れがありもうちょっと寝ていたかったが、無料の朝食が10時までだったためのそのそと起き上がり手早くシャワーを浴びて身支度をし、朝食を食べながらダラダラと共用ロビーで過ごした。今日は予定通り午前中からバスでダウンタウンにあるショッピングモールを見に行ったのだが案外入っている店はいまいちで、ハードロックカフェでお決まりのピンバッヂだけ買いもはや常連と化したSUBWAYで昼食を済ませるとまたバスで一旦ホステルに戻った。

水着に着替え身軽になるとお気に入りのビーチへと歩いて行った。ビーチに着くとホステルで無料で借りたビーチタオルを敷き、天然日サロとばかりに砂浜で寝転びしばし日光浴タイム。今日も天気は曇っていたのだが、それが幸いして日光はそこまで暑くもなく心地良い気温だったため知らぬ間に寝てしまっていて気付いたら1時間経っていた。友人はそこからまた海に飛び込んでいたが、僕は今日は気分的に(どんな気分やねんってツッコミが入るかもしれないが)入らなかった。おかげで明らかに一時間前とは違う肌の色になっていたので、背中もしばらく焼いてからこちらも常連と化したセブンイレブンでフローズンを買って飲みながらホステルへと戻った。そういえばビーチで寝ているときに飛行機が大きなフラッグをたなびかせて低空を飛んで行ったが、どうやらクラブイベントを告知するためだけに飛んでいるものだった。何回も通って行ったが広告費にあそこまでお金をかけるとはさすがリゾート地といった感じ。

ホステルに着いてから南京錠の鍵がなくなるという冷や汗もののハプニングがあったが、無事友人が見つけてくれて事なきを得、シャワーを浴びた後はひたすらロビーでダラダラした。ひたすらダラダラし続け、今日も無料ホットドッグBBQがあったので今日は遠慮せず4つも食べ満腹になり、再びダラダラするという気ままさで休暇を謳歌しているところである。

ビリヤードをしたり観戦したりと今日はなんやかんやホステルに長く居た日だったような。まだ晩の8時半だが今日はこれくらいにして残りはまた明日更新します。
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ついに今日で一週間目!
前日は疲れていたので早めに寝たため、7時頃には目が覚めたのでシャワーと身支度を済ませると、なんとホテルには朝食が付いていたので無料のベーグルとコーヒーをロビーで頂いた。いつも通りそこでネットであれこれ調べ今後の計画を立てると、さっそくビーチへ。

今日はとりあえずビーチでマイアミの雰囲気を味わい、その後5泊もするホステルの付近を散策する予定だった。ビーチへ行く道中も、道端に植わっている木も南国の雰囲気を醸し出し、建物も白壁のものが多くどんどんワクワクしていった。ホステルからは歩いて10分ほどだったが、午前中にも関わらず灼熱で照りつけられ汗ばんだ。

やっとビーチに着き白い砂浜が見えたときは思わず友人と走り出してしまった。というのも、それくらいマイアミの白い砂浜と青い海はすばらしく、正直ニューヨークに着いたときよりも感動は上だったかもしれない。しばらく砂浜と海の間を歩き、足だけ裸足で海に浸けていたがあまりの暑さに撤退し、しばらく街中を歩き求めていたキャップを買った。どんなキャップかというとデカデカと前面に"I♡MIAMI"と書いたキュートなキャップである。もちろんそのデザインの文句に嘘はない。

お昼時になったので前日に買ってストックしてあったトーストにジャムを塗って食べ、再び外に繰り出した。今度は島の南端に行ってみようという話になり、バスに乗って向かった。予定にはなかったが思いつきで行動できるのもバックパッキングの醍醐味である気もする。割と南端は近くすぐ着いたが、そこは本当に本当にきれいな海岸だった。砂浜はなかったがきれいな舗装された散歩道に両際には南国の植物がきれいに並び、右側に広がる海は青というよりエメラルド色といった感じであった。

そのまま海岸沿いを北上して行くと再び砂浜に繋がったが、本日二度目にも関わらず普通に感動してしまったwそのまま午前中と同じく海岸を裸足で歩き、空も曇って良い気温になっていたので砂浜で寝転がり一休み。しばらくすると友人が思い詰めた表情で"俺…"と切り出すから何を言い出すのかと身構えたら"とてつもなく海に飛び込みたい衝動に駆られてるねんけど"と。貴重品は見とくからいっておいでと大人な対応をしたものの、楽しそうに海に突っ込む友人を見ているとウズウズしてきて、結局僕も友人と入れ代わりで海に飛び込んだ。マイアミの海は心地よい温度で、冷たすぎることもなく本当に気持ちよかった。

二人そろってびしょびしょのまま、途中の安いショッピングモールで二人そろってサングラスを買い求めつつ、再びホテルに戻り共用部分のソファで休んでいた。すると黒人ながら母語をフランス語とする男性と、ロシア人の20歳の女の子二人に話し掛けられ、しばらく拙い英語で会話。その後女の子たちはシャワーしに部屋に戻って行ったので、残る三人は流れで置いてある台でビリヤードをすることに。みんな下手くそなのでそこそこ時間もつぶれ一旦撤退。

近くのスーパーに買い出しに行ったり、洗濯をしに行ったりしているうちに18時になり、ホステル主催のホットドッグオンリーのBBQが始まった。そもそもホットドッグオンリーならBBQと唱う必要あるのかと思ったが、フリーでもらえるのでありがたく頂いたwホットドッグだけでは足りなかったので、ストックのパスタをキッチンで作ったのはいいが、友人の"一人200gくらいやから453gてことは二人分くらいやろ"という言葉を信じたがために凄まじい量のパスタが出来上がった。それを二人で胃にねじ込みしばらくシャワーを浴びたりブログを書いたりとそれぞれで過ごした。

今晩は21時半から共用部分で軽いパーティーがあり、その後23時からみんなでシャトルバスに乗りドレスコードがあるレベルのクラブに遊びに行く予定。れっつぱーりないっといった感じか。

ということで今日はここまでで、クラブのことは明日に記すこととする。
マイアミはみんあフレンドリーで話しやすく、あらゆる国から来た人もみんなその空気に飲まれるのか話しやすい人ばかりである。明日以降も楽しみ。
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長距離列車amtrakは30分遅れの20時に出発した。どう23時間潰そうかと思っていたが案外乗るとすぐに睡魔に襲われ気付くと眠っていた。途中何度もクーラーの寒さに目が覚めたが、ブランケットは有料という鬼畜っぷりで結局4時半頃には寒すぎて完全に目が覚めてしまった。パソコンの熱で冷えた足を温めようと立ち上げ、DJソフトで練習していたらあっという間に時間が経ち外は日が昇り始めていた。その頃になるとだいぶ社内も暖かくなっており、朝食を車内のカフェで買い食べ終えると、再び睡魔に襲われ昼前まで寝ていた。

やがて起きると友人と将棋の通信対戦をしたりしつつ(昨日は全く相手にならなかったのに1回負けてしまった!恐るべし成長っぷり)、お昼も車内カフェで済ませ、残りの時間は車窓から見える風景を楽しんだ。飽きそうなものだが意外とフロリダ半島に入ってからは南の島っぽくてスコールが降ったり、その後には地上すれすれのところに虹ができていたり、数百頭の牛放牧されていたりとそれなりに楽しめた。

到着は定刻よりやや早く18時半過ぎくらいだったが、外は曇ってはいるもののまだ明るく気温もまだ蒸し暑いくらいだった。とりあえずバスに乗ろうと運転手のいないバスが停まっているバス停で待っていると、運転手が戻って来てどこに行きたいのか尋ねられたのでホテルの住所を伝えた。すると行き方を丁寧に教えてくれた上に、バスや地下鉄の乗り放題パスを買えるところを教えてやるからとりあえずバスに乗れという。しかも乗客は僕と友人の二人だけ。この時点で1日目のトラウマがあるため二人はかなり半信半疑で怪しんでいたが、バスは明らかに普通のバスだし運転手はしっかりIDもぶら下げ制服を着ていたので、とりあえず信用して乗り込んでみた。すると確かに大きい駅で停まり、しかもわざわざ運転席から降りて来て券売機まで連れて行ってくれて買い方まで教えてくれた。結果から言うと、運転手は信じられないくらい良い人だった。疑ってごめんなさい。

運転手が教えてくれたように乗り換え、なんとかホステルに着いた頃にはすっかり辺りは暗く21時を軽く過ぎていた。チェックインを済ませ部屋で同室の人(ブラジル人だった)と軽く挨拶を済ませると、近くのスーパーまで夕飯を買いに行った。冷凍のピザをホテルのキッチンで解凍して食し今に至る。

マイアミで降りてからバスの広告などの表記を見ていると、やはり場所柄かスペイン語表記が多かった。また同室のブラジル人も英語はあまり話せないようでスペイン語は話せないと僕が言うと残念そうな表情をしていた。

今日はほぼ列車の乗っていたので書くことは以上である。明日からマイアミのすばらしさについてレポートします。あと、列車での時間の潰し方はほぼ寝ていただけっていう面白みのない内容になってしまったのは不甲斐ないけど仕方ないw
前日は残りの日程を決めるため割と夜中まで起きていたにも関わらず、7時頃には肌寒さに目が覚め、そのままゴロゴロしていたが8時にはベッドを出た。シャワーや身支度、朝食を済ませてもまだ9時過ぎだったのでしばらくロビーで時間をつぶしているとホステルの主人ビルが見回りに現れ軽く挨拶。すでにその日の宿泊客だけでも数十人はいるはずなのに、ちゃんと名前を覚えていてくれて感動した。見回りを終えて去って行くときには”yoi ichinichiwo!”と日本語で挨拶までしてくれた。エントランスに貼ってあった過去の多くの宿泊客を見習って、僕と友人もチェックアウトの前にビルに感謝の手紙を書きベッドの枕元に置いてホステルを出た。ほんとに最後の最後までフレンドリーで優しいビルだった。

10時頃にホステルを出発し、例のごとく交通費を削るために歩いて中心地まで向かった。マイアミへの列車に乗るのだが出発は19時半と余裕過ぎるくらい時間に余裕があったので、駅までの道はあちこち道草を食ったがそれでも着いたのは出発の8時間ほど前だった。

出発駅であるユニオンステーションはかなり広く、いくつかのショップも入っていたのでそこで数時間潰そうとも考えていたが、数時間はおろか数十分も潰せないようなところだったのは意外な失望だった。とりあえずやや早すぎる時間ではあったが昼食をとるためフードコート的な階に降り、並ぶ店を見て回った。最初はいつも通り節約をしようとコスパの良さげなものを探していたが、ある一店舗で試食を配っていたので一口食べてしまった。それがいけなかった。と思う。その試食は”checken teriyaki”でなんとも懐かしい味に出会ってしまったのに加えて、この5日間ファストフードで乗り越えて来たため日本食を求める心が沸々とわき上がってきてしまったのである。もはや衝動的にそこに決め7ドルを超える高額をお昼ご飯に使ってしまった。

友人は相変わらず無難にタコスで安く済ませていたが、どこで二人のスイッチが入ったのか、二人ともまたもや衝動的に異常にデザートが食べたくなり再び歩き始めた。ハーゲンダッツの前で止まり、マクドナルドのフルーリー的な”shakes”という商品の看板の前でにらみ合うこと数分。とりあえず値段を聞こうということになり、店員に尋ねると7ドル43セント。あの懐かしきchicken teriyakiより高い。さすがに断念したがそれでもデザート欲は抑えることは出来ず。結局スタバのフラペチーノを二人そろって買ってしまった。久々の贅沢品は大変おいしくて感動もひとしおだった。

その後は二人でなんとか時間の潰し方を考えようとしたが、重いバックパックを背負って歩き回る気力もなく、何をするでもなくぼーっと携帯をいじったり、こうやってブログを書いたりして時間を潰した。その後はiPhoneの将棋のアプリをダウンロードし友人と二人でBluetoothで通信対戦したが、どっちがとは言わないが全く相手にならなかったので負けそうになると携帯を交換するという手法をとり長々とさし続けた。これは中々に時間を潰せたがなお時間は有り余っていたので、列車の中でも使えるしということでトランプを近くの売店で買ってきてもらった。新品のトランプを使って創作の単純な手品を披露すると、予想外に友人が”え?なんでなんで?”と手品の観客として理想的な反応をしてくれたので、調子に乗ってもう2回同じ手品を披露し、どうしても知りたいと懇願する友人のためにタネ明かしまでした。

そうこうするうちに出発まで1時間半ほどになったので夕飯を買いにSUBWAYに行き、足のサイズほどもある(実際foot longという名前である)サンドを半分だけ食べて残りは夜食のために置いておいた。

これから乗る列車はゆったりと走るためマイアミまでの時間はなんとなんと23時間である。しかもこの路線ではWi-Fiはないためどうやってほぼ丸一日近い時間を過ごすかを思案しているところである。去年も乗ったことがあるのだが、幸いバスとは違い列車内を歩き回ることも出来るし売店などもあるため、そこまで窮屈な思いをした記憶はない。が、問題は何をするか。
どうやって時間を潰したかは明日の記事を見て欲しい。

今日は何もしてない割に記事は膨らんだのはなんでや…
この日は早朝に目が覚めたため、シャワーを浴び身支度をしてもなお余裕のある時間だったが、リビングでダラダラしていたので結局ホステルを出たのは午前9時頃だった。この日は荷物はホステルに置いてあるし、清々しい朝だったので中心地までは歩くことにした。もちろん交通費を節約するという意味もある。

約一時間かけて着いたのは議会議事堂で最初目に入ったときは宮殿にしか見えなかった。ちょうど太陽もいい感じに正面から当たっていたので道行く人に声を掛け、その前で写真を撮ってもらった。その後はかの有名なスミソニアン博物館の内、一番興味のある航空宇宙博物館へと再び歩いて行った。

中は半端じゃない広さで、展示物はというと一般人は世界でここでしか触れないという月の石(これは長蛇の列が出来ていたのでわずか数秒しか触れなかったが…)や、アポロ11号の実物、スペースシャトルの模型や航空機の模型など、その名の通り航空と宇宙に関するものは幅広く置いてあり非常に楽しめた。中でも子供向けに作られているであろう実験コーナーのようなブースには、実際に操作することであらゆる物理現象を実感しよう的な目的らしく、実験用装置とその原理を解説したボードがあり特に楽しめた。子供向けのもので楽しむなんてキモいと思うかもしれないが、原理についてはざっくり言えば物理だが実際には揚力や光のドップラー現象など一部日本では大学の範囲に入るものまで含んであり、原理自体は非常に高度なものを分かりやすく解説してあったため大人の自分でも楽しめたのだと言い訳はしておく。また零戦が展示してあったことも興味深かった。十分堪能したので出口から外に出てみると日も高く上り、あまりのまぶしさに目が焼けた。時間を確認するとなんと2時間半も経っていた。それほど航空宇宙博物館は楽しかった。

その後はFBIのビルやハードロックカフェに寄り道しつつ、着いたのはホワイトハウスである。さすがにかなりのセキュリティの厳しさでホワイトハウスはかなり遠くからしか見ることが出来なかった。雰囲気だけ味わったので、さらなる目的地へと歩を進めた。この日というかワシントンD.C.に着いてから初めての公共交通機関の地下鉄に乗りペンタゴンシティ駅へ。そこは駅から直結した大型のショッピングモールがあり、昼食をSUBWAYで済ませるとウィンドウショッピングを楽しんだ。バックパッキングのため買い物はしないつもりだったが、やはり見ていると欲しくなってくるもので僕はリュックを友人は靴を買うかどうかでベンチに座って会議するほど悩んだ。結局二人とも金銭的に厳しいし、そんなにいうほど良くもないと無理矢理納得させ買うのは諦めた。正しい選択だったと信じたい。ほんとに。

MARSHALLsとかなんとかいう日本でいうならダイエーとかイズミヤ的なノリのお店で友人がアメリカに着いてからずっと欲しいと言い続けていたパーカーを買い求め、帰るための電車へと乗った。順調にホステルまで辿り着き再びリビングでパソコンを開き今後の計画を立てた。最初の二日間で無計画の怖さを思い知ったので計画を一気に立ててしまおうと思うようになったのは間違いない。そしてリビングが居心地よすぎてリビング出没率が高くなっていることも間違いない。その後夕飯時になったので歩いて5秒ぐらいのところにある、ビルが初日においしくて安いというケバブのお店に買いに行った。テイクアウトでホステルで食べたが確かにおいしく、また値段の割にはボリュームもあり大変満足した。その後は自室に戻りパソコンを開くと再び計画を練り練りして今に至る。
今日はこんなもんです。なかなか濃いかった気もする。やはり歩き疲れたがw
午前3時45分、タイムズスクエアのど真ん中にある巨大なバスターミナルからグレイハウンドバスに乗ってワシントンD.C.に向け出発。2日目は歩き回った後に夜中まで起き続けていたので肉体的にも疲れ、計画が破綻したりして精神的にも疲れていたためバスでは一瞬で寝てしまった。それでなくともわずか4時間強で着いたので、ほんとにあっという間だった。

ワシントンD.C.はニューヨークより南にあるのだから少しは暖かいかと思ったが、バスから降りた瞬間寒さに身震いした。着いた場所はあらゆる路線が集まるユニオンステーションでその巨大さには圧倒された。外観も内装も共に宮殿のような美しいデザインだった。中には複数のカフェや洋服の店、ブランド店もあったが、まだ早朝であったためほとんどが閉まっていた。数少ない開いているカフェで朝食を済ませると、地下鉄の入り口へと歩いた。

しかし、入り口は封鎖され置いてある看板には"金曜の夜から日曜までは利用不可"と。なんでやねんって感じだったが、とりあえず代わりに出ている無料シャトルバスに乗ってみた。ニューヨークでは地球の歩き方や地図も持っていたので、方向や自分がどの辺を歩いているかはわかっていたが、ワシントンD.C.の地図等は何も持っていなかったためそのシャトルバスがどこへ行くかは行き先を見たところでわかるわけもなかった。しかし乗り込んだ勇気は讃えて欲しい。

とりあえず乗客がたくさん降りるところで一緒に降りてみた。この集団心理に従う辺りは日本人の典型である。ネットには繋がっていないiPhoneを取り出し、マップを開き自分がどの辺りに居るかは把握した。またホテルのだいたいの場所もわかっていたので向かうべき方向は定まった。

iPhoneで見た感じでは何十ブロックか歩けば着く感じだったのでバスや地下鉄は使わず、歩いてホテルまで行くことにした。ニューヨークでは1ブロックは短く数十ブロックも歩けない距離ではなかったが、ワシントンD.C.はスケールが違うことに気付くのに時間はかからなかった。1ブロックが長いこと長いこと。やや萎えかけたがバスで短時間ではあるが睡眠をとり、ワシントンD.C.の美しい町並みの中、しかも清々しい朝だったため歩いて行くことは諦めなかった。道中偶然見つけた街の朝市みたいな催しも冷やかしに行ったりしつつ、1時間以上歩き続けてやっとホテルに着いた。ホテルは大きい道沿いにあり、外観は写真で見てしていたので見つけるのには苦労しなかった。

チェックイン時刻よりかなり早かったが家主(ホテルはホテルというより普通のアメリカの家といった感じだった)のBILLは快く出迎えてくれた。このホテルを調べるのに使っていたサイトのレビュー通り、BILLは非常にフレンドリーで親切な人でホテルというか家の設備について詳しく説明してくれた。母屋の隣の隣にある全く同じ造りの別館も見せてもらった感じ、そっちの方が家具や宿泊客の人数的にも広々していたため別館の方に泊めさせてもらうことにした。

歩いてすぐのところになんとセブンイレブンもあり、ホテルの入り口はオートロックなのでセキュリティ面でも安全だったので、我ながら良いホテルのチョイスをしたと思った。広々としたリビングのソファで友人と共にマイアミ行きの長距離列車amtrakのチケットとマイアミのホテルを予約すると、二人とも疲れていたのですぐに寝てしまった。

ぱっと目が覚めると12時間以上寝ていたらしく夜中で、特にすることもないのでこうしてブログを書いている次第である。ということで今日は半日寝ていたので書くことは以上であるw
まずは1日目の夜のことから。
キッチン兼ロビーで話す内に結局、そこで一緒に飲むことになり各国の飲みゲーで大いに盛り上がった。中々ハードな飲みゲーにより5、6人でウォッカのボトルがわずか数時間で空き、その時点で何人かはリタイアし部屋に戻って行った。しかしそこで僕と京都の大学生、アメリカ人のバックパッカー二人、ドイツ人のバックパッカー一人の5人はさらにヒートアップして、近くのアイリッシュパブに飲みに行くことにした。
着いた瞬間五人にも関わらずビールのピッチャー2つを注文し怒濤の勢いで飲んだ。さらに追加オーダーを何回かした時点で、全身が赤くなり腕や顔、指などが腫れ上がった上に全身がかゆくなるという異変が生じ始めたため、さすがに身の危険を感じ、すでに限界に達しかけてた京都の大学生とアメリカ人の内の一人と先にホテルへと帰った。ホテルへ着いた瞬間ベッドに飛び込み泥のように寝た。とりあえず外国人の酒の強さには驚かされた。

次の日、朝目覚めると前夜の後遺症として唇と手の甲が腫れ上がっていたが、意外と気分はすっきりしていた。手早くシャワーを浴び身支度を済ませると、前日の夜に作って置いておいたホットドッグの朝食を食べ、チェックアウトしホテルを出た。

この日はマンハッタンの南端から出ているフェリーに乗って、その南にあるスタテンアイランドへ行き、そこでヒッチハイクをしてさらに南下してワシントンDCへと向かう予定であった。すでにワシントンDCのホテルも予約しており、ホテルを出たときは意気揚々としていた。

バスと電車を乗り継ぎ、マンハッタンの南端からフェリーに乗ってスタテンアイランドに着くまでは順調だった。ちなみにそのフェリーは自由の女神像の近くを通るため間近で見ることが出来た。

スタテンアイランドに着いた時点で14時半頃になっており、そこからワシントンD.C.までは車ですっと行っても4時間はかかるためやや焦っていた。着いた港の辺りでヒッチハイクしようかとも思ったが、雰囲気的にそういう感じでもない土地柄だったので、とりあえず電車でさらに行けるとこまで南下した。そしてスタテンアイランドの南端に辿り着いたが、そこに広がっていたのは田舎そのものだった。それでも少し歩いてやや大きめの道で人生初のヒッチハイクを試みた。

結果は端的に言って惨敗だった。友達と二人で思案しながら場所を変えたりパフォーマンス力を上げてみたり、色々試行錯誤してみたが全く相手にされなかった。というのも、ヒッチハイクはニューヨークでは条例で禁止されているらしく、スタテンアイランドはニューヨークに含まれるため、乗せる方もそういった事情を考えてスルーしていたのかもしれない。しかし潔さの悪さは天下一品で結局2時間以上粘ったが、止まって話を聞いてくれたのはアメリカの軍隊の一台のみで、それも会話がうまく噛み合わずすぐに去ってしまった。クラクションを鳴らす車も居て最初は怒られているのかと思ったが、どうやら”乗せられなくてごめんね!”の意思表示なのだと100台くらいスルーされた時点で気付いた。そして最終的にはハイウェイの入り口でヒッチハイクしようとしていたところを警察に怒られ、やめさせられて終了した。

完全にワシントンD.C.に向かう心意気だったのでその計画が破綻した時点で途方に暮れてしまい、しばらく近くのショッピングモールでどうするかを話し合ったが全然決まらなかった。とりあえずワシントンD.C.のホテルはキャンセルしたが、今晩のホテルをニューヨークで取ろうにも週末でしかも直前だったためか空きはなく、ニューヨークにいるバイト先の元先輩に頼ろうかとも考えたが全く面識のない友人と二人で泊まるのは申し訳なさもあり、結局結論も出ないままとりあえずニューヨークへと引き返した。

マンハッタンの南端のフェリー乗り場まで着いた時点でWi-Fiにつなぎあれこれ調べ考えた結果、今晩はマンハッタンのマクドナルドかどこかでオールをしようと決まった。実際にタイムズスクエア辺りのマクドナルドに着いた時点で夜になっており、治安の悪さを心配していたが案外金曜だったためか人がたくさんおり懸念していた危険はなかった。マクドナルドで再びWi-Fiに繋ぎ色々調べつつ二人で話し合い、結局明け方のグレイハウンドバスでワシントンD.C.に行き、そこで二泊した後、週明け長距離列車のamtrakでマイアミに向かおうという計画が立った。

結局今日のことでヒッチハイクは不可能という結論に二人で至ったため、またワシントンD.C.に向かうことにしたのは、マイアミに向かって進むためという理由の他に、ニューヨークより宿泊費がだいぶ安いという理由もあり、amtrakでの出発を週明けにしたのもチケットが週末より週明けの方がだいぶ安いという理由によるものだった。

今後の予定が立ったため見通しも立ち、さらにマイアミのホテルを調べているうちに楽しみになってきて落ち込んでいたテンションも回復した。やがて1時頃にマクドナルドも閉店したためバス乗り場に向かいそこで数時間を潰した。

ここからは日付も変わっているので3日目の記事に書くことにする。
空港に着き最初の二週間を同行する友達と合流し、チェックインを済ませ腹ごしらえ。
真夜中に大量に不健康食材を食べてなおかつ魚定食的なのをたべるというデブっぷり。
その後彼女に後ろ髪を引かれつつも出国手続きを済ませ、定刻の午前6時55分を約20分遅れで離陸。
機内では"ハングオーバー3"と"モンスターズユニバーシティ"という日本では最新の映画二本立てを鑑賞し、さらに羽田で買った小説"セカンドバージン"を読破するというストイックっぷりを発揮したせいで2~3時間しか寝ることなく無事ジョン・F・ケネディ国際空港に到着。
税関も難なくスルーした後に早速どうNYの中心マンハッタンまで行こうか思案していたところ、やけに親切な黒人の空港のクルーに遭遇し行き方を教えてもらった。当然ながら全て英語だったため、丁寧な説明も半分に満たないほどしかりかいしておらず、どうやら間違った方向に進もうとしていたのを追いかけて来て正しい道に導いてくれるほどの徹底した親切さであった。しかしここでバスを待てばいいと連れてこられたのはどう見てもバス停ではない駐車場の一角だった。

そう、ここで気付くべきだったのだ。しかし長時間のフライトと時差ぼけ、アメリカに辿り着いたことによる満足感によって頭がわいていたジャパニーズ二人にはこの後待ち受ける罠のにおいは一寸たりとも感じ取っていなかった…

しばらくすると、さっきの懇切丁寧な黒人クルーの言う通り小さなバンが来て、最寄りのジャマイカ駅まで乗せてってくれるという。ここで去年もバックパッキングを経験しているバックパッカー中級者気取りの勘違い野郎である僕は"ん?値段を言わないのは怪しい"と吹けば飛ぶような微かな疑いがにわかに浮上し"How much?"と乗る前に尋ねた。が、それは間髪入れずに"フリー!アメリカン航空に乗った人はフリーだよ!"という答えが運転手から返って来たため疑うことなくバンに乗りこんでしまった。ジャマイカ駅までの道中は運転手も大変愛想がよく安心し切っていた。
しかしその態度も駅に着き車を停めるや否や急変した。料金表を取り出して来た上に、料金表の指差したところに書いてある金額に、チップを渡そうとポケットに伸ばしかけていた手も凍り付いた。

その額"""240$"""

そもそもフリーだと聞いたから乗ったのに料金が発生した時点で意味が分からないし、その高額さにもはや理解がついて行かなかった。完全に面食らってフリーズした頭には反論する余裕はなく友達と二人で120$ずつ渡そうとすると今度はなんと…

一人240$だという…

絶望の二文字が脳内点滅していたが、すでに切れ気味のガチムチ黒人ドライバーに抗う勇気はさすがになく、さっさと払って降車した。その後の地下鉄での二人の会話は専ら反省であったが、途中横に乗っていたNY在住らしい日本人女性から"旅行者なら"とニューヨークの地下鉄とバスの路線図をもらうというハートフルなハプニングもあり、マンハッタンのマクドナルドでハンバーガーを食べ終える頃には二人のテンションも復活していた。

その後は地球の歩き方を参考にしつつ、タイムズスクエアやセントラルパークを歩き回り、疲れも出始めたお昼頃にはセントラルパーク内の大きな広場で直上からの日光を浴びながら昼寝するなどして気ままに過ごした。

13時過ぎにはマンハッタンを出発し、15時前にはホテルに着いた。15時前に行くと受付の女の子が"お昼中だから!"とチェックインの手続きを待たせるというところにもまたアメリカの空気を感じたのは余談。
その後入り口の辺りで遭遇した日本人の男性に話し掛けると地元が近く方言も似ていたためか、あっという間に仲良くなり一緒に近くのスーパーに買い出しに行った。京都の大学4年生で最後の休暇にとすでに25日間アメリカを一人でバックパッキングしている彼は独特の空気感もあり、またこれまでの経験談からバックパッカーとして役立つ話も抱負に持ち合わせており、話していて飽きなかった。その後ホテルのキッチンで一緒にホットドッグを調理して一緒に話をしながら食べた。
そしてそのキッチン兼ダイニングで談笑していると京都の大学生を中心に輪が広がり色々な人と話すことが出来た。
そこで今このブログを書くためパソコンをカタカタしている。そろそろ会話に参加したいのでこれ以降のことは明日の記事に記すことにする。
ただいま午後8時45分。