【ワイマール憲法】
なぜ先進的な人権規定をもっていたワイマール憲法をドイツ国民は手放す事になったのか。
ドイツ独裁化の歴史に学ぶ時が来た様だ。


2013年7月29日の麻生太郎副総理兼財務相の講演の報道より
麻生『ヒトラーは民主主義によって、きちんとした選挙で多数を握って出てきたんですよ。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください』

確かにヒトラーのナチス党は正式な投票で多数をとったが、国会の【立法権】を行政府に委ねる【全権委任法】を議員を拘束したりして無理やり制定。
その勢いで国家の危機に際して『元首の権限を拡大する』【緊急命令発布権】を制定。
これにより恐るべき絶対的権力を掌握しナチス独裁政権は誕生した。

麻生『憲法はある日気づいたら、【ワイマール憲法】が変わって、【ナチス憲法】に変わっていたんですよ。
だれも気づかないで変わった。あ
の手口に学んだらどうかね。
わーわー騒がないで。
本当にみんないい憲法と、みんな納得してあの憲法変わっているからね。
ぼくは民主主義を否定するつもりはまったくありませんが』


キーワードは【立法権】【元首の権限を拡大させる】この二つ。
独裁政権の誕生である。