今日の日経新聞朝刊一面より。

 

「資本の真の使い方はお金を増やすことではない

お金を増やして生活を向上させることだ。」

 

大量生産の仕組みを考え、自動車の値段を引き下げ、

労働者の工賃を引き上げ、生活向上に寄与したヘンリー・フォードの言葉。

 

そのアメリカでは大学の教育費無償化が進んでいるとのこと。

様々な有名大学での学費免除や返済義務のない奨学金制度など。

教育に対する力の入れようがすごい。

 

 

翻って我が日本。

年の瀬ともなると受験シーズンを迎え、

予備校などでの最後の追い込みが始まる。

 

この日本では返済しなければいけない奨学金。

そして私大の学費は年間平均100万円に迫ろうという勢いである。

お金持ちのしか教育を受けられないような世の中では次世代の新たな活力を

生み出すのは難しい。

 

海外実習生の受け入れ問題やあたらなるセンター試験の導入など

様々に変化する平成最後の12月をどう読むか。

 

今年も残すとこ、あと数日。頑張って参りましょう。