Bali島のNusa Penidaからの帰り、

港で、Sanur行きのボートを待っていた時の事。

 

 

我々の前に、

ウクライナから来たという女性2名が

並んで待っていた。

 

ウクライナから、

パリ、ドバイを経由して、

Bali島に来たという。

 

 

 

ウクライナの近場には、

地中海もあるだろうに、

どうして、

わざわざ遠くのBali島に来たんだろうと、

疑問に思い、

どうして、Bali島に来たんですか?

と聞いてみた。

 

すると、

前々から憧れていたとのこと。

やっと、今回、念願が叶ったと、

とてもうれしそうであった。

 

 

ロシア人が、

Bali島にたくさん訪れることは

聞いていたが、

同じような感覚なのだろうか。

 

 

「ウクライナは、

ロシアとの戦争、大変ですね」

と言うと、

終わりが見えない、

出口の見えない戦争で、

もう、戦争なんて、うんざりと、

半ばあきらめ顔の表情であった。

 

 

 

母国は、ロシアと戦争をしているが、

こうして、

旅をしているウクライナ人に

出会えたことに、

何か、不思議な感じを覚えた。

 

 

もし、

この二人が、

Bali島で、

ロシア人に出くわしたら、

どんな感情を持ち、

どんな言動をするのだろうか。

 

 

もし、

自分が、ウクライナ人だったら、

どうするだろうか。

 

 

そんな想いが、

脳裏をかすった。

 

 

 

では、バイバイバイバイバイバイ