先日、ある金融セミナーに参加した。
最近のドル円相場は、ご承知のとおり、ドル高円安。
今日のドル円相場は、144-145円/ドルくらい。
このセミナーの講師に、
今の日本のファンダメンタルズを考慮すると、
望ましいドル円相場のレンジは、どのくらいかと、
質問した。
返ってきた答えは、115円/ドル程度。
確かに、
このくらいの為替相場は、ある意味、気持ちが良かった。
これらの経済環境の中で、
円高ドル安を前提としたビジネスモデルは、
なかなか厳しい。
ドル高円安の負の影響を強調する記事が多いが、
訪日観光客から見れば、円安は、願ってもない経済環境。
また、海外からの投資を呼び込むにも好都合だ。
ある一面をとらえるのではなく、
いろいろな面から考察することが重要だ。
変化を嫌う日本人が多いが、
株式市場と同様、変化は、ある意味、チャンスとなる。
ちなみに、
ドル高円安に連動して、円安ルピア高。
今は、1円=105ルピアくらい。
以前、1円=130~145ルピアという時期もあった。
インドネシアで暮らす、
円を売って、ルピアを買う必要のある、日本人にとって、
これは、良い経済環境とは言えない。
では、