「鬼滅の刃」の中で、竈門 炭治郎が修行する場面があります。

呼吸を整えることで、普通なら不可能と思えるような巨大な石の石割をやってのけます。

そして、呼吸を整えることで、いろいろな鬼を退治していきます。

 

この「呼吸を意識する」というのは、非常に重要なことだと思います。

 

朝、健康維持のため、7~10 kmを走っているのですが、実に、この呼吸を意識するというのは、大変有効な手段だとわかってきました。

 

1kmを6分ペースで走る練習をしていた時のこと。どうしても途中で息が乱れて、ペースが上がりません。

さて、どうしたものかと考えていたら、「呼吸を意識する」のがいいのではないかと思い始め、実際にやってみたら、ペースが上がってきたのです。

 

呼吸、特に吐く息に集中することで、手足に力が伝えられ、力強く・速く走ることができます。

息を吐く時に、力がでるのは、武道などを経験されている方なら容易に理解できると思います。

 

力強く息を吐くことで、肺の中は、自然と負圧になり、空気の吸入が楽に行えるようになります。

そして、自分の呼吸に集中することで、様々な邪念が消え去り、すがすがしく、朝のランを楽しむことができます。

 

問題は、この「呼吸を意識する」という集中力を如何に持続するか、ということですね。

 

ランだけではなく、いろいろな場面で、「呼吸を意識する」という行為は、使えると思います。

 

皆さん、試してみてはいかがでしょうか?