闘病生活2


かかりつけの病院で

脳梗塞と診断され

すぐに救急車で救急病院へ

搬送された

少し朦朧としていたが

隊員の人の問には

答えられた


人生初の救急車

感想は、、、

結構ガタガタと揺れる


あっという間に救急病院に

到着

発症してから4時間半内に

静脈に投与できれば

劇的に脳梗塞が良くなる

と言う血栓を溶かす

治療薬に何とか間に合った

点滴を投与されながら

2度目のMRIへ


処置が終わり

救命病棟へ運ばれる


看護師さんたちが

出たり入ったり

慌ただしい


救命病棟では意識も

はっきりしてきて

「覚醒!」と言う声が聞こえる


倒れる前の私と変わらず

いろんなことが考えられる

のでほっと安心する


でも右手足は麻痺した状態で

舌ももつれてうまく話せない


そして、24時間は

出血の可能性があるので

絶対安静


左腕は点滴

両足は血栓を予防するため

フットポンプで繋がれ

右手は麻痺

そして、大人になって

初めての紙おむつ


大の字になって

天井を見ながら

色々考える


とても不自由だけど

私には痛みがない

怪我や病気で手術をして

この体勢で痛みのある人は

どんなに辛いだろう


そう考えると

耐えることが出来た


でも救命病棟では

5日間ほど容態が安定せず

少し不安になってくる


後から運ばれてきた人が

どんどん一般病棟へ


窓からオランダ坂辺りの

風景を見ながら

私、寝たきりになるのかなと

考える


そうこうしている内に
やっと安定してきたので
一般病棟へ
移れることが決まった
少し前に進んだ気がして
左手にスマホを握って
左親指で初めて写真を
撮ってみる

緑が綺麗


一般病棟では

どんどん動かされるよ!

看護師さんたちに

気合を入れてもらって

一般病棟へ移った


救急隊員の皆さん

先生、看護師さん

助けて頂いて

本当に有難うございました


つづく