本当は2020年までには、
終わらせようと思っていたけど、
おせち作ったり、仕事のお休みが少ないのを言い訳にして、書かなかった。

いやね、別に誰も期待していないものを、書かなくてもいいんだけれど、2020年になっても、なんだかしっくりこないから、やっぱり私はこの事を書かないと2020年をスッキリ迎えられないらしい、だから降参して書くことにします。  




もし、お時間あれば
お付きあい下さい。
















「大魔王、エンマ様」


大魔王、エンマ様との出会いは前触れもなく突然だった。

私が小学2年生の時に母が父と離婚して、
大阪にいる母の兄を頼って三重から引っ越して、やっと落ち着いてきた頃、母から紹介された人、それが大魔王、エンマ様だった。



第一印象から嫌いだった。
嫌いどころじゃない大嫌いだった。

説明もなく一緒に暮らしはじめるんだけども、その生活は大魔王エンマ様の事を気にしながらの生活になってしまった。


エンマ様は自己中心的だ。
もっと言えばストレスを弱いもので発散する癖があった。

古い家だったから歩くだけで「ギィ」っと音が鳴る。その音を「うるさい!!」っとよく怒っていたので、歩くってことも細心の注意を払わなくてはいけなかった。


今、思い出しても大嫌いだし
ほんまに腹が立つ。


大魔王エンマ様に出会わなければ
寂しい思いも、悔しい思いも、怖い思いも、辛い思いも、性格がこんなにゆがむことさえなかった。


高校生の時に、
休み時間に友達とバレーボールをしても腕が痛くなるだけだったしクリスマスに集まってお泊まり会をしてもちっとも楽しくなかった


当たり前のように笑って
当たり前のように泣いて
当たり前のように人に頼れる友達をみて
何で自分はそんな簡単な事も出来ないのかとよく落ち込んだ。






去年ね、
子どもと話をしている時に
「ママ、学校で今まで影だったけど光になった」と教えてくれた。

ママも、その気持ちわかるよ。

今までは休み時間に友達の所に遊ぼうって誘いに行かなくっちゃいけなかったけれど、今は友達が誘いに来てくれるんだって。

きっと
それだけじゃないよね。




私はきっと
環境を憎んで
人を憎んで
人生を憎んで
自分を憎んでいた

でも最近
好きなモノも
好きな場所も
好きな人も増えてきた


でも、これはきっと
高校生の頃、友達が普通に経験していた事で、友達にとっては当たり前の日常だ。
 








大魔王、エンマ様と出会って
何かとっても大切なモノを奪われたみたいで、エンマ様を憎んでいたけれど、



この頃、当たり前のこの生活に
「ありがとう」と
手をあわせたくなる。




それってね、
大魔王、エンマ様に出会ったおかげなんだよね。


念のため言っておくけど、大魔王、エンマ様は一生許さないリストにも入っているくらい今も大キライ


今、もし街でみかけたら、大きなハリセンで100発ぐらい殴って、私が疲れた頃に、髪の毛を一本ずつ、チビチビ一本残らず抜いてやろうと心に決めている。それくらい今も大嫌い。



でもね、
大魔王エンマ様に出会ったからこそ
味わえたモノがたくさんあります。


それはね、
良いモノじゃないほうが圧倒的に多い。
ってか、嫌なことばかり。

でもね、
大魔王エンマ様に出会って
闇を知ってそして光を知りました。

エンマ様なんて
大キライなんだけど、


それでも、
それでも、
エンマ様と出会えたおかげで
沢山のものに出逢えました。



こんなこと
絶対言いたくないけれど、
一生に一度だけ言うことにしときます。



























大魔王エンマ様
あなたのコトは大キライだけど
出会わせてくれてありがとう。