ふれあい麻雀大会準備なう | takuteiオフィシャルブログ「takuteiのほぼ麻雀」Powered by Ameba

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麻雀ロンのことや各種麻雀放送のことなど。

行政が予算を出すという、日本でも数少ない麻雀大会「いすみ市岬町ふれあい麻雀大会」も遂に10回目を迎えました。元々は町おこしの一環として開催された大会でしたが、途中は市町村合併やインフルエンザ、東日本大震災など色々なことを乗り越え継続しております。

この大会の特徴は、

①行政が予算を出す
②公民館で行うので年齢制限がない
③単一の大会としては日本最大級の参加者220人超
④土日の2日間で行い、参加者の多くは地元の民宿に宿泊する
⑤大会の賞品には地元の名産品が出る。参加者の半分以上の方は何かしらの賞品を獲得できる。
⑥地元の麻雀サークルがボランティアで運営を行う。

などでしょう。

他の地域でやるためのハードルはいくつかありますが、最も高いハードルは「行政が認める」というところでしょう。議会が認めるかどうか、というところですね。ネックはやはり麻雀のイメージの悪さが挙げられます。こればかりはいくら口で説明してもなかなか理解してもらえませんからね。

さて、仮に麻雀大会の開催にOKが出たとしましょう。そうなれば公民館での開催も難しくなさそうです。年齢の制限がここで取り払われます。では、何百人の大会にするには何が必要か。

その前に、「そんなに多くの人数が必要か?」という疑問をもたれる方もいらっしゃるでしょう。これは、少ない人数ならあまりやる必要がありません。少なくとも市外・県外からの参加者がたくさんいないことには「町おこし」という絶対条件を満たしません。少なくとも百人の参加者は欲しいところです。

で、そうなると、一番頭を悩ますのが麻雀卓ですね。ここの経費がかなり必要です。いすみ市のふれあい麻雀大会の場合、地元に麻雀博物館があり数十台の麻雀卓を貸し出すことができます(行政主催の大会の場合、無料になることが多い)。ただ、麻雀卓の問題をクリアできても、次は運搬というハードルがあります。ここには相当な人数とトラックなどが必要ですね。さらに運搬後の会場設置。こちらはある程度、麻雀の全自動卓に明るい人も必要です。ふれあい麻雀大会の場合は、地元のサークル「雀の会」が全面バックアップをしてくれているので、非常にすばやい会場設営が行われます。

といった様子を下の動画にまとめてみました。撮影したものをつなぎ合わせたものなのでカッタルイところもあります。が、「ぜひ自分の地元でも開催したい」という方はご参考にしていただければと思います。麻雀博物館も可能な限り協力したいと考えています。

では、どーぞ。