「よお!チーフ、元気だったかい?」
「たたたた、たくぼん監督!耳のほうは大丈夫なんですか?」
「いやー、あんまし聞こえないんだが、とりあえずストレス解消するのも
回復のための手段のひとつだと思うんだよ。なので少し進めようかと
思ってね。調子悪くなったら、休憩するから平気だよ。」
「たくぼん監督、ホントに大丈夫ですか?なんだか不安だな・・・・・・」
「なーに、なんとかなるだろ!」
「ホントに平気かな?このオヤジは・・・・・」小声でボソボソとつぶやくチーフ。
「チーフ、聞こえてるよ!だれがオヤジだって?」
「ゲゲゲ!すいません、たくぼん監督!」
「ふっふっふ、いつもと変わらんよ。さーて、今日はちょっとしか時間がないので
これだな!トップブリッジ磨き~。よーし、チーフ、トップブリッジを出せ。」
「そう来ると思って、外しておきましたよ、監督!」

「やっぱり汚いな・・・・チーフ、一緒に磨いてくれるかな?」
「もちろんですよ、監督。2人でオトコも磨きましょう!」
「それは遠慮しとくよ・・・・・・。まずは表面のクリアを剥がそう。サンダーと
エアツールで豪快にいこう!」
「了解です。監督。やりまっせ!」


「鈴木チーフ、ガンガン磨いてくれたまえ。」
「いや~、時間かかりますね~。でも大分キレイになりましたよ。」
「いい感じだな~。」

「よーし、では、これから手磨きで作業しよう。このコンパウンドで磨きこむよ。」
磨く・・磨く・・磨く・・磨く・・・・・・
2人は磨き続ける・・・・
「こんなもんかな?チーフどう思う?」
「まだ鏡の領域までは行ってませんが、結構イイ出来ですよ、監督。」

「時間がある時にまた磨くか。!いやー、ストレス解消になるねー、これなら回復
も早まるかも?やっぱりバイクはええなあ。」
「このオヤジ・・ホントに体調悪いのかな?いつもと変わんねーし・・・・・」
「チーフ、次回は何をやるか!」
「そうですね・・・残ってるのは外装くらいしかないんじゃないですか?」
「うーん外装か・・・そうだな、カウルやスクリーンも磨かなきゃね。」
「次回も磨きまくりですか?2人でオトコも磨きましょうよ、たくぼん監督!」
「チーフのくだらないギャグだけは聞こえないなー」
つづく