「ふう、やっと右側のクランクケースカバーが外れたぞ。このままやっちゃえ!」
チーフはそう言うと、分解を進めていく。
「よーし、プライマリーギヤとクランクギヤをはずそう。なんだか部品なくしちゃ
いそうだな・・・注意しよう。」

「続いてオイルポンプだな・・・・・うひょー、Oリングも平気じゃん!」


「よーし、ミッション外すか!」
そこへフラリと現れるたくぼん。なんだか機嫌が良さそうである。
何か荷物を持っているが、後に明らかになるであろう・・・・・
た 「おーい、チーフ、調子はどうかな?」
チ 「おや!たくぼん監督!すぐにミッションが抜けますよ。カセット式は楽ですね。」
た 「気をつけて。そいつはまっすぐ抜かないと・・・・・・・」
チ 「ぎょえー!ミッションがバラバラに!」

た 「えーと、大丈夫です。すぐに組めるからね。」
チ 「おお、そうなんですか。」
た 「チーフ、ケースの中を見てごらん。キレイなもんだよ」
す 「ホントですね。ベアリングも全然平気ですよ。」

た 「なかなかいい感じだねぇ。フォークとドラムも平気じゃないか。」
チ 「そうですね。中身は程度がいいですね。」
た 「よーし、じゃあオイラは帰るから、あとは頼むよ。」
チ 「ええええ?もう帰っちゃうんですか?もっと進ませましょうよ。」
た 「いや・・・すまん・・・・これを・・・・・・・読まないと・・・・・・・・」

チ 「ホビージャパンですか!」
た 「だって、こんなオマケまで付いてるんだぜ!スゲーだろ!」

た 「じゃーねー、チーフあとは頼んだよー。イヤッホウ!」
あぜんとするチーフ・・・・そして・・・
チ 「やっぱりオチはそこかよ!」
つづく