プラグは買って来たよ!」
「ウインカーは仕方ないですね・・プラグだけでも
良しとしましょう。」
たくぼんはスパークプラグをチーフに差し出す。
NGKのイリジウムプラグである。
チーフは古いプラグを外すと焼け具合を確認する。

「こんなもんかな・・じゃあ新品を組みますね。」

イリジウムプラグの性能は素晴らしく、値段が高いだけの事はある
らしい。
「あとは部品がそろってからにしましょう。」
チーフがたくぼんに向かって言う。
「あれ?たくぼん監督・・何持ってるんですか?」
「ああ、これ?ムスメのお土産。どうも秋葉原に行って来たらしい。」
「嫌な予感がするな・・」チーフのカンは当たるのか!
お土産を広げ始めるたくぼん。
「えーと、ジャブローコーヒー」

「名セリフクッキー」

「ガンダムシフォンケーキ」

「そしてジオンの人形焼かあ!」

「さすが我がムスメ!ガンダムカフェに行って来たな。この人形焼きが
うまいんだよなー。」
「チーフ食べる?うちのムスメは最高だな。いやー、趣味が近いとええなあ!」
「たくぼん監督のムスメさん、確か高校1年生だったよな・・JKだよな・・」
遠い世界へ旅立つチーフ・・・
つづく